
先週、読書交換会をオンライン開催やってみました。2回目になります。
※トップ画像は過去にお会いした読書交換会で撮影したもの。
読書交換会は、普段はお互いの本を持ち寄り交換することを特徴しているイベントだから、ひとひねり。読書経験を交換する、という趣旨でやっている。ウェブ会議ツール「ズーム」で集まる。
⇒ 読書交換会はオンライン開催で続けます おうち時間 ステイホーム
ひとりひとり本を紹介しました。人数が少なったこともあり、話があちらこちらに脱線して、それはそれで楽しかったなあ。本の話も、本から派生してくのもどちらも面白い。
講演や音楽演奏とは異なり、一人一人が話すから、アーカイブではないライブならではの面白さが出やすい気がした。
講演や音楽演奏のライブ配信も気になりつつも、あまり時間を合わせるのが得意じゃないのでアーカイブでいいかなとおもってしまうほうです。一時ニコニコ動画をみていたときも、ほとんどタイムシフト視聴でした。
オンラインイベントだと、場所を選ばず、どこからでも参加できる。それは大きな長所だとおもった。今回は大分から参加くださった方がいました。
とはいえ、読書交換会はもともとがお会いする前提でデザインされたものだから、やっぱりお会いしたときのほうが、このイベントの醍醐味が出る気はしている。
今後どのタイミングで、またお会いしての会にするか考える。やろうと思えばなんだか6月初めからもとに戻せそうな気もしてきました。けれども戻すのを少し遅めでもいいかなともおもっています。
理由は、なんというか迷うのって、体力を使うからです。「どうしようかあ」「こっちにしようかなあ」「それとも・・・」と迷うのは、ショッピングだと楽しかったりもするけれど、トピックによっては消耗する。
読書交換会に来ようかどうか迷うのではなく、ほかのところにエネルギーを使っていただくのが会の在り方なのかなとおもいました。
私たちって人生を変えるような素晴らしいことが起こることを目指しているわけではなく、淡々と続けていく習慣にする、最低ラインにする、そんな感じで集っている気がするのです。もちろんそこで出会った方とのご縁は素晴らしいものだけど、趣旨としてはそうかなと。
お会いする形で開催できなかったしても、読書交換会がゼロになるわけではなく、オンラインでは続いていますしね。
なんというか、今はあらゆることに当てはまるのかもしれないけど、ゼロかヒャクかではなく、塩梅を探っていくことが大切なのかもしれないなと。
読書交換会については、灯りをともしていること。
続けることが大切な気がしている。もちろん続けることが目的ではないし、その場の一期一会が一番大切で、そこができるかぎりよいものになるように、あたしなりに心を砕く。楽しむ方は、その方なりの楽しみ方をする。
そのうち文章を整理して、発信しよう。
読書交換会に限らず、今自分全般としては、ゼロかヒャクかではなく、完璧じゃなくても放り出さず、できることをできる範囲で、心を精一杯注いでやるという、学びをいただいている気がしている。
それはその瞬間そのものが素晴らしいと同時に、あたしに未来につながるし、また過去を癒すことになるのかなと。
この文章は運営者の個人的な日記だから、読書交換会については東京読書交換会のウェブをご参照ください、と申し上げたいところなのですが。
⇒東京読書交換会ウェブ
このところ更新しておりません。もう少しパワーが湧いてきたら更新させてください。
ではまた
東京都豊島区池袋で読書交換会を開催しております。人にあげても差支えがない本を持ち寄り交換する読書会です。
⇒東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2020年5月23日(土)夜オンライン、6月5日(金)夜オンラインです。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。