びっくりすることがありました。
彼岸入りする前の日だった気がします。かつてお世話になっていた植木屋さんが突然やってきたのです。
インターホンが鳴って、セールスかなあと思いながらドアを開けたら
くりくりと大きな目をした方がふたり、いました。
どれくらい久しぶりかというと、13年あるいは14年ぶり。
毎年来てくれるのが習慣だったのですがある年突然来なかった。
血圧が高いとお聞きしたり、年齢を重ねられたりしていたので、体調を崩してしまったのかなとおもっていました。
隣りの県から来てくれていて、何軒かでまとめてお願いしていました。個人的に連絡をとったことはなかったので、連絡はしませんでした。
どうしよう、どうしたらいいんだろうとおもっているうちに、素人ながら13年前に庭木の手入れをやり始めました。つぶつぶタンタンブログを調べて年数をカウントしました。
来なくなったその年に自分で手入れを始めたか、あるいは1年間放置した後に始めたかは記憶にないです。きっと放置している気がするなあ。
そのときは剪定というよりは伐採に近く、植物への愛情はなかった。
年月をかけて、大きな木を根っこのほうから倒したり、木の本数もかなり減らしました。
今は柿の木と、少し小ぶりな梅の木くらい。
木蓮もハナミズキも断腸の思いでお別れしました。美しかったなあ。
けれどもよかったとおもっています。
最初は大変だった木の手入れ。
今では植物がかなり好きな自分が楽しんでいて
手入れをできることをしあわせだとおもっている自分がいます。
植物から多くのことを教わっているのだ。
特に昨年の春に猫たちが立て続けに亡くなった後は、植物を触っている時間が癒しでした。
気持ちいいとおもえました。
ステイホームで自然のリズムが好きになったのもあるんだろうな。
植木屋さん、お元気そうでよかった。
大量のしめじをいただきました。どうもありがとうございます。
人生わからないものだなあ、急に現れなくなって、そのおかげで植物を好きになったあたしがいる。
近くに来たから顔を出してくれたとのことでした。うれしい再会でした。
10年以上経つと、頼んでいたほかのお宅もかなり変わりました。
近くに来たとき通りの様子が変わっていてなかなかわからなかったそう。
きっと何かあったのだろうけれど、とにかくよかった。うれしい驚きでした。
こんなに植物が好きで、きっと昔の知人友人がネットであたしのことを見つけてくれたらびっくりするかもしれないね。
ひょっとしたらエネルギー調整や占いをしていること以上の、絵を描いていること以上のおどろきかもしれない。見つけてくれた、そんな方がいましたら、覚えてくれていてどうもありがとうございます。思い出してくれてどうもありがとうございます。
みなさまもどうぞお元気でお過ごしください。またいつかご縁がありますように。
今ご縁があるみなさま、いつもどうもありがとうございます。これからも人生をともに創造していきましょう。
今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。
どうもありがとうございました。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
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