Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

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誰のために働いてるか/ 働いたか

2008-07-04 22:02:03 | Weblog
他人のために働いてるわけではない。 もう定年を過ぎた人は、他人のために働いたわけではない。

社会保障の負担をみんなで分かち合う必要があると、新財務事務次官は発言したらしいが、それなら、先ずは隗よりはじめよ、で、公務員の給料を減らして見てはどうか?

公務員OBの受けとる共済年金受給額を引き下げて、基礎年金財源に振り分けてはどうか?

何を言いたいかと言うと、みんなで負担を分かち合うと言う『みんな』に、新財務事務次官自身は入って無いのではないか?、と、言うことである。

自身は例外にしてるのに、『みんなで』なんて軽々しく言うなと言うことだ。

みんなでと言う前に、自分や自分達官僚がどうするかを言ってみろ! どうせ、自分達には関係無いって考えてるくせに!

役人が身銭を切らないのは、居酒屋タクシーで明らか。

悔しかったら役人の給料減らして、社会保険料負担増やして見せろ。

自分達に出来ないことを、『国民みんな』なんて一般論的な言い方で押し付けるな。

私は自分と家族のために働いてるのであって、『国民みんな』のための負担を分かち合うために働いているのではない。

大体、みんなで分かち合うなんていう政策を取る訳は無い。

私の所得税と住民税の6月給与の控除は課税対象額の12.3%。 厚生年金保険料+健康保険料+雇用保険料+介護保険料が12.0%。 あわせて、24.3%である。

一方で、預金の利息課税は20%、暫定とは言え、株の配当も売却益も10%の課税。 

税金と社会保険料を合わせた数値との比較とはいえ、働いて得た収入から天引きされる割合よりも、金融資産を持っているだけで得られる収入の税率の方が低いとはどういうことか? あくせく働くより、一攫千金か銀のスプーンを生まれてきたら「みんな」の中に含まれずに済むということか? 労働とはそれほど価値がないことか?

「みんなで負担」とは、更に負担せよと言う意味か? 金の問題である。 誰かが得をして、誰かが損をする。 損をするのは普通に働いているが、政治的発言力の無い層に来る。 役人も金持ちも企業も政治かも文句を言えるから負担は増えない。 

 「みんな」=「高給取りではない労働者」ということである。 

 「みんな」に政治かも役人も金持ちも入らない。 彼らは安全な場所に逃げ込んでいる。 

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