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NHK BS 深夜に『子供ためのシュークスピア』を放送する不思議

2007-09-22 12:11:01 | Weblog
NHK BSの役割は地上波放送の難視聴対策の筈である。

NHK自体そう言っているはずだが、実際には無駄とも思える番組を垂れ流している。

9月22日 午前0時5分から どう考えても持っている電波を無理に使おうとしている番組があった。

「子供のためのシェークスピア『夏の夜の夢』」である。 番組の内容がどうのこうのではない。 「子供のため」と言う番組をなぜ深夜に放送するかということである。 普通に考えれば子供は寝てる時間帯である。 そうなれば、子供の と 言いながら視聴者として大人を想定しているか、録画されることを前提にして放送しているかのどちらかである。

視聴率を気にせずに番組を制作・放送することが出来るのは、営利団体で無いからである。 でも、録画されることを前提にして番組を放送すること、電波を持っているから枠を埋め続けることがNHKの役目とは思えない。

本当に 子供にシェークスピアを見せたいなら、ゴールデンタイムに堂々と総合テレビで放送すればいい。 それをせずに、番組表の隅っこに気づくかどうかわからないような録画されることを前提にした番組を放送することは、NHKが電波と受信料の無駄遣いをしている証拠である。

NHKの執行部は受信料の月50円の値下げと検討しているらしいが、制作する必要が本当にあるのか、放送する必要が本当にあるのかを真剣に考えた上での、値下げは50円なのか? と 疑問に思う。

NHKが如何に取り繕うと、NHKは放送法により定められたただの特殊法人である。 

他の特殊法人と同じで、NHK自ら無駄を無くすような行為はできないのである。 だから、深夜に「子供のための」なんて番組を平気で放送するのである。

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