Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

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最近の朝日新聞社説『希望社会への提言シリーズ』

2008-02-18 18:46:24 | Weblog
このところ、家で新聞を読まない。 頭が仕事と長時間通勤で飽和してると、活字を追う気が起きず、本も雑誌も新聞も受け付けないことが多い。 

取ってる新聞は朝日だが、通勤時に日経を買うこともあるし、ニュースだけならネットで十分というのもあって、新聞は折り込み広告を見るためのついで、見たいな感もある。

それでも、時々、時間と心の余裕で大雑把に記事を追うことがある。 そんな状態でも、最近の朝日新聞は編集方針が変わったのではないかと思って眺めてる。

そう思い始めたのは、夕刊連載の『新聞と戦争』シリーズで朝日新聞自身の戦時中の記事を批評したときからだった。

で、最近、社説で『希望社会への提言』シリーズをはじめた。 全てを読んでいるわけではないし、全ての提言に賛成な訳でもない。 でも、新聞が社説で批評でなく、提言を述べるのは珍しい。 それも、かなり具体的に。

今日(2008年2月18日付け)は「パートも派遣も厚生年金に」である。 国の政策とも与野党の主張とも異なる。 でも、私は賛成である。 

自分の意見に近いから、大新聞が変わった、と、ほめるわけでもない。 いま、与党案が野党案かと二者択一で、かつ、基本的に与党案しか国政に反映されない状況で、第三案の具体案を提案していることは、大新聞としてまっとうな姿に思える。 

マスコミはこういうことをして意味を持つ。 新聞やテレビが提案型になって政策を競えばいいのである。 マスコミに世論誘導は許されていないが、すべきである。 中立というのは正しいようであるが、そうなると、結局政策を後追いで批判・批評するだけで、為政者の政策を結局受け入れることになってしまうだけである。 

現代社会で、マスコミの流す意見を無視して政治はできない。 マスコミは世論と言う「今」だけでなく、「自分たちの未来」についても報道していくべきなのだと思う。 朝日はそれをし始めたのかもしれない。


それでも、社説を毎日読んでる余裕はないのだが。


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1 コメント

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年金? (トッティ)
2008-02-18 20:29:18
日本人はみんな馬鹿?年金や健康保険も実は税金なのに。官僚が独自の財源を確保したいがために、いろいろな名前を付けて国民から徴収をしているのだと思う。
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