goo blog サービス終了のお知らせ 

峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

復帰

2012年06月22日 | 日常と健康

 ハスポート(旅券)の有効期限が今年9月で切れる。前回取得時から「10年」が経ってしまった。早いものだ。海外旅行へ出かけるには残存有効が6カ月(国によっては3カ月)必要だから、現在すでに使えない。所持していても「持っていないのと同様」である。いざ必要となれば、新たに取得し直せば問題ない。しかし、もう必要はないか。

  ジム通いを続けていても、脚が依然ふらついているからだ。杖の助けは借りていないが、ひいき目に見ても“すり足”の後期高齢者。ひと昔前、60歳頃までは70㌔、80㌔のウルトラマラソンにも挑戦していた。相方いわく。「急に、パソコン相手に1日中閉じこもっていた生活。それが災いしたんですよ」。あるいは当たっているかもしれない。

  今年3月に韓国へ行ったのが一番最近の海外旅行だ。韓国は旅券の残存期間3カ月でOKだったので、オランダ行きを急きょ変更した。海外のツアーは、けっこうハードなスケジュールもある。韓国は1日1万5000歩ほど歩いたが、何とか無事にしのげた。奇跡的に脚の状態が復帰すれば、パスポート更新ぐらい、どうってことはないのだが…。


台風ニモマケズ

2012年06月20日 | 日常と健康

 19日夕、台風4号が和歌山県に上陸し、愛知県から東海、関東を縦断するかたちで抜けた。秋の台風シーズンからすれば、まだ6月で4号と“若い”。上陸は今年初めて。過去にはもっと“あわて台風”が襲来しており、史上7番目の早さとか。とはいえ梅雨のさなかである。一夜明けても爽快な青空とはいかず、どんよりした雲に覆われていた。

  北摂地方は雨もたいして降らなかった。昼に体育館のトレーニングジムへ向かった。“情報次第で休むつもり”だったが、風が時折ちょっと強かったかなという程度。ジム内はさすがにガラガラ。人数は普段の3分の1以下だ。それぞれ、習慣みたいになっていつもの時間にやってきているのだろう。「似たような人がいるものだ」。

 「脚のリハビリ」を決意して、すでにジム通い1年半。週に5日。足がふらつくのは筋力不足のせいでないかも知れないが、「状態は悪化していない」(自己診断)。はっきりした大きな効果は、肩こりが一切なくなったこと。テレビの解説を見て納得した。肩甲骨の周辺の筋肉も使っているからだ。まぁ、体を動かしていて悪いはずはない…。


今時の家電

2012年06月15日 | 日常と健康

 夏のボーナスで購入したいデジタル家電は、1位パソコン(10.6%)、2位スマートフォン(9.5%)、3位デジカメ(7.7%)。調査会社MM総研のアンケート結果が先日の新聞に出ていた。分析によると、パソコンは「買い替えのため」、スマフォは「まだまだ伸びる需要増」、デジカメは「回復してきた海外旅行の持参用」という要因が強いらしい。

 我々のような引退高齢者はボーナスもなく、調査の対象外である。“時代の寵児”となってきたスマフォは欲しいとも思わない。デジカメも10年前(当時は最新高機能)のもので十分である。パソコンだけは2世代前のウインドウズなので、持ち主に似てかなりノロノロ。ダウン寸前の状態だが、動く間は長く付き合い、我慢をするつもりだ。

 下位の方を見ると、7位に携帯型音楽プレーヤー(2.8%)がある。今さら若者風にイヤフォンのスタイルも似つかわしくない。ただ、ほぼ毎日通うジム(体育館)ではけっこう流行っている。ここなら紛れ込んでも目立たない。音楽の代わりに、石川遼のCMのスピードラーニングではないが、「外国語の録音」を聴き流すのも手か。


予定

2012年05月23日 | 日常と健康

 今年はとうとう“年間手帳”を買いそびれた。長年続けて使っていたポケットサイズの「アポイントダイアリー」である。縦の見開き。週間ごとにスケジュールとメモを書き込めるスタイル。もう半年近くが過ぎ、今さら新規購入する気にもなれない。何とかしのいできたし、メモは昨年版の空白メモページをもったいないので“再利用”している。

 ケチな話ではあるが、それだけ日常生活で「予定」が減ったということ。年を重ねるとだんだんこうなる。仕方がない。自らを慰めていた。ただ、年の後半には出席すべき行事や“イベント”がいくつかあり、予定表の必要性も出てきた。そうか。予定はケータイに書き込んでおけばいいのか。相方の友人らはよく活用しているらしい。

  たまたま、我が家を訪れた中学生の孫に尋ねたら、携帯電話の予定表「登録」はそう難しくはなかった。「メニュー」から「目覚まし・予定表」→「予定表」でカレンダー表示を呼び出し、日にちを選んで内容を記入するだけだ。慣れれば便利か。ケータイはやがて多機能の「スマホ」の時代になるという。時代遅れのオジンは、なかなかシンドイ。

 


韓流

2012年04月26日 | 日常と健康

 韓国の時代劇TVドラマのひとつ「近肖古王(クンチョゴワン근초고왕)」の放送が4月25日で終わった。ウィークデーの午後1時からサンテレビで視聴。1月末の開始以来60話の再放送をほぼ全部(留守の時は録画)真面目に見たかっこう。楽しみが1つ減ってしまったが、韓国で過去に制作された別のドラマはまだまだある。そう寂しがることもないか。

 舞台は時代的には4世紀の中期頃。百済の最盛期を築いた第13代王の波乱の生涯を描いたものである。映画では主人公が終始、ヨグの名でストーリー展開される。本名はプヨ・グ(扶余の地の句と称したらしい)。同じように王妃となるヨファはプヨ・ファ(扶余花)だ。物語の最後の方では、ヤマタイつまり日本との人物・文化交流の話も出てくる。

 史実に基づいているが、恋愛エピソードが“創作・挿入”されているともいう。権力抗争、裏切り、反逆はどの時代劇にも必ずと言っていいほど登場する。ドラマの盛り上げ効果の「要素」になっているのかも。高句麗、新羅、百済を取りあげる時、それぞれテーマにした英雄が“善人”となり、対抗相手が“悪者扱い”になる。それも仕方のないことだろう。


継続

2012年04月24日 | 日常と健康

 体育館(ジム)でトレーニングを1年以上続けているが、なかなか思うような足の“リハビリ効果”が感じられない。それでも、中断してしまえば「もっと足腰の老化が進んで、歩けなくなる」と相方。「現状をキープできているのは、運動しているおかげではないか」とも言う。励ましであり、半分は当たっているかもしれない。

 ジム通いの比率ではけっこう高齢者が多い。ヒマな時間を「持て余している」人もいる。表現は適切でないが、年をとると「頑固で、しつこく」なる。継続に強く、性格的にも粘りが出てくる。だが、運動中やふろ場で突然、転倒したり、気分が悪くなって休んでいるケースを1、2度、この目で見ている。無理は禁物なのだ。


 足は“第2の心臓”、腰は文字通りからだの“かなめ”である。その心臓が弱ってきて、体の要が心もとない。振り返ると、私の場合「古希」を迎える前に、それも突然悪化した。先日、目的地の道順と所要時間を尋ねたら「女の人なら10分ぐらい。おたくの足なら5分でしよう」と言われた。見かけは若いけど、実際は十分年寄りなのにねえ。


ウルトラマラソン

2012年03月16日 | 日常と健康

 任されている“務め”の一段落がついた。大学の同窓会報「南十字星」第14号(4月1日付発行)の編集である。15日に印刷所にGOサインを出し終え、あとは出来上がりを待つだけ。春秋の年2回、同じような作業を続けてきて7年になる。事務所はない。自宅のノートパソコンが“連絡所”の役目を果たし、必要なデータも守ってくれている。

 12ページ建てのフルカラー。この種の会報としては豪華版だろう。原則的には会員からの投稿を中心にし、徐々に内容に充実をはかりながら“同窓会誌の日本一”を目指している。当初、印刷所4カ所から見積りをいただいて、足の便と経費から今の印刷所を選んだが、もう長い付き合い。希望を受け入れてもらい、いろいろと配慮も感じる。


 会報の既刊分はWebサイトhttp://bintangpari.jimdo.comに一般公開している(第14号は発行後に掲載)。“日本一”とは、大ボラかもしれないけれど、気持ちはそれぐらい。退職後に引き受けたこのボランティア仕事。まるでウルトラマラソンだ。一たん終わっても、また次の号が待ち構えている。いつ後任にバトンを渡せるか。高齢ゆえ心配になってきた。



SMS

2012年02月28日 | 日常と健康

 携帯メールの利用はたいてい携帯電話同士だろうが、自宅でパソコンを開いている状態の時にはPCEメールを使って相手方のケータイに送ることが、よくある。その方が慣れているので操作するのも簡単、手早くメール文をつくれるからだ。返信もPCに届、ケータイ同士の送受信と同じ感覚である。ほとんどと言っていいほど不都合を感じない。

 ケータイには携帯電話番号でメールを送受信できるSMS(Short Message Service)の機能がついている。友人の1人からはこれ専門で届き、返信もそのままSMSで送る。ただ、あまり使わず、ひょっとしたら“宝の持ち腐れ”か。iPhoneなどスマートフォン にはPCメールと似た特性を持MMS(Multimedia Messaging Service)機能が付いていると聞く。私は従来のケータイで十分だ。

 先週の日曜日に孫が自分の携帯を初めて手にした。買ってもらったばかりで、メールアドレスは未取得だそう。たまたま我が家に来ていた3歳上の兄が、それを知り「メ・アなしでもSMSでやりとりできるよ」と、早速電話番号を聞いて操作した。そして届いた返信が『なに書いたらいいの』。ごく短い“ショートメッセージ”のひとこと。弟の初めてのメールだった。


タッチ画面

2012年02月16日 | 日常と健康

 朝食が遅かった。昼と接近していて、腹があまり空いていない。それでも昼食抜きとはいかないだろう。“お泊り”にきている孫娘(3)に尋ねた。外出ならどこでも歓迎する子である。テレビに退屈しかけていたところだ。「近くの、回るスシだけど、行く?」「うん、行く行く!」。即決だった。相方と3人連れ。腹がふくれていても、好きなスシを食べられるだけでいい。

 何年ぶりかに訪れた「スシロー」。いつの間にか、注文のシステムが備えつけの画面に触れる「タッチ式」に変わっていた。前はインターホンで頼んでいたのだ。しばらくすると『間もなくご注文いただいた商品が到着します』。画面からアナウンスが聞こえる。自分の席と同じ橙色の容器の上に、注文したスシの皿が乗って席に回ってくるという仕組みだ。

 もちろん、だれでも自由に取れる皿も、ぐるぐるとコンベアで回っている。しかし、その数はあまり多くない。注文を受けて、“にぎりたて”をサービスするように改めたらしい。カウンターの前で食べる寿司屋さんに、より近づいた感じがする。勘定も、皿の枚数をいちいち数えるのではなく、目盛りのついた“計算器”で処理。企業もいろいろと考え、工夫しているものだ。


割り勘

2012年02月07日 | 日常と健康

 退職後、食事の出る団体の会合に出席する機会がだんだん減ってきた。これもトシのせいだろう。会費を払うのは別に違和感もない。ただ、23人で「割り勘」か「おごり」かになると、なかなか微妙だ。私はアルコールがだめなクチ。同僚が『ここは私が…』と気を使う。2度目もその繰り返し。≪何とかお返しを考えねば≫と負担に感じている。

 「割り勘」とは「割前勘定」のこと。江戸時代の戯作者絵師山東京伝がつくりだした言葉という。英語では「go Dutch」「ダッチ・アカウント」を思い浮かべるが、ケチなオランダ人をイギリス人が揶揄して生まれたという由来も伝えられ、あまり好ましいものではないらしい。普通の表現なら「Let's split the bill.」程度か。

 インドネシア語なら「bayar sendiri-sendiri」と教えてもらった。bayarは「払う」、後ろの語は「各自、1人ずつ」の意味で、頭文字をとって「bss」の略で通じるとか。職場の上司が部下の分を支払うことは多いけれど、上下がなくなったら…。一応「割り勘」を原則に、仲間の顔ぶれでケースバイケース。そういうことで、いいのかもしれない。