何か一つ。何か一つだけでいい。自分の秀でたものを見つけたい、から始まった。
とりあえず興味があるものは何でもかじった。そして途中で飽きる。目移りが早い。
空手7級、将棋2段、ゴルフ最高スコア81、テニス中級、キックボクシング3級、ディベート半年、ウッドベース半年、ジャズギター半年、セールスプロモーション半年、小説の書き方教室1年、タップダンス半年、それぞれ級なし、クラウン(大道芸)にも一年通ったが、、、秀でるモノ?……ナシ!^^;;
そんな中、物書き、いわゆる自叙伝なり小説なり、エッセーなりを書いていると楽しい。人の前では言えないこともこの中では言える。これが面白く楽しい。
まず自叙伝。これは続けている。だがなかなかまとまらず。自分の人生の集大成を作って何になる? 自問自答しちょくちょく暗礁に乗り上げる。その度に一旦停止する。それでまた再開する。でも、人間には必ず最後がある。いつ? そこまで書き続けられるか? その書いたものをどうする? 疑問だらけ。
小説も書き始めて随分年数が経つ。ノってるときはすらすら書けるが、途中で息切れする。それで明日やろうとする。熱が冷めている。その続きが書けなくなる。大抵その時はプロットを作っていない。成り行きだけで書いている。だから。
半年間続けたウッドベース。事情で途中いったん休みとなったが興味は失せていない。やっぱりベースはいい。重厚感。腹の底、地の底から響いてくる音が好きだ。
場末の小洒落たジャズバー、照明の利かない薄暗い場所でひっそりと弾いている。な~~んて、そんなシーンが頭から離れない。
そこでウッドベース本体が欲しいと思った。でも、はたと気づいた。買ってもどこに置く。置き場所はいいが、どこで弾く。練習だけしてどうなる? 目的もなく。楽しいか。やはり他人に披露してなんぼ。どこか承認欲求は求めたい。年齢的には無理か。なんとなく夢で終わりそうだ。
最近、更に絵を描く趣味を増やした。子供のころから暇があると絵を描いていた。自分だけの楽しい時間だった。この時はそれでよかった。自分を癒すことができたから。
今日も世界堂に行ってきた。果たして。
秀でたものは必ず努力と根気が必要、汗の結晶だ。
結局僕は多芸は無芸で終わるのだろうか。ま、無芸でもいいか。自己満足できればそれでいい。自分が癒されれば、他人の評価はいらない。SNSの世界はいらない。昔みたいな通信の発達していない方が暮らしやすいのかもしれない。便利は不便。^^ The end.