ぐーちゃん 「先日ミュージカルのルドルフ観て来たよ。結構良かった」
まことちゃん「おお~。あれは抜群だったな。新堀君、まだ生きてるんだっけ?」
ぐーちゃん 「どうだったっけな。もう死んじまったんじゃないか! オイ!!!! 違うだろ! それ、シンボリルドルフ」
まことちゃん「え! 違うの? じゃ、何よ?」
ぐーちゃん 「1800年代のオーストリア皇太子ルドルフの生涯ミュージカル」
アニキン爺や「まことちゃんが生まれたころだろ?」
まことちゃん「ああ、百姓一揆が盛んな頃にな。オイ! ちゃう、ちゃう!^^」
渋谷の飲み屋でのひとコマ。
最近、個室が多くなって面白みがなくなった飲み屋。
初めアニキンは、個室と名がついただけで何を勘違いしたのか飛び跳ねていたが、サービスは何もないことを知りガックリと肩を落とした。
なにしろ男三人(老人2人プラスぐーちゃん)が狭い個室で顔を突きあわせているのだから、誰でも想像を絶するだろう。せめて出来ることといえば、注文取りにやってきた女の子をからかうくらい。せいぜいそれが関の山。それでもアニキン爺やは、注文もしていない火山鍋を、まだかまだか、と首を長くして待っていた。全体的に彼は満足げだったので、保護者の僕としては一安心^^
やはり、客同士が見渡せるような炉端焼き形式の広いカウンターで、わいわいがやがやとやるのが一番いいネ^^
誰なんだ、この雅恋に入ろうと言ったのは?