たま多摩自由

たまには玉の輝きを覗いてください。

多摩の原風景

2006-02-24 08:34:37 | つれづれなるままに
 町田図師小野路歴史環境保全地域=全行程約5kM 

 南野交差点からゴルフ練習場を左に見ながら町田市に向かって「よこやまの道」を越えたところに野仏13体がある。
 
此処を小野路方向に降り5・6軒目を右折する。と間も無く浅間神社がある。ここを過ぎ小野路城跡行きの山道の入る。
 
最初の三叉路を真中に進む。左手には山間の畑が拡がる。
ついで畑に沿うように下ると竹やぶの中を進むことになるが、足元に注意しながらT字路になったところを左折すると直ぐ標識「緑の指」がある。この指示に従い細い赤土を進む。木漏れ日の爽やかな山道を登る。

どんぐり・椎の木・樫がこんもりと茂っている。
やがてこんもりとした丘に小野路城跡がある。(小山田有重開祖源頼朝の家来)
関東武士団の小山田家のお城であった。
いかにも城跡らしく360度グルッと見渡す事ができる。現在は小さな祠が奉られている。
狸が出没し、人を騙すとか。
この城跡を下りたところにその名も小町井戸がある。(小野小町の病を治した湧水)
案内板によると「平安朝の昔、小野小町が病に罹りこの山に千日こもり此処に沸き出でる水で目を洗ったところ全快した」とある。
武蔵名勝図会に仙人水と記されている。
この水が小野路城の水源であったと書いてある。「ひでりにも枯れることのない水が深く静かに沁み出している」。ヤマゴボウ・シダ・が水辺を飾っている。

此処から園芸場を見ながら古道に沿って進む。梅園過ぎると大きな道に出る。やがて牛糞の臭いが流れてくるが陽だまりの丘に萩生田牧場がある。

此処から南斜面を南に下ると小野路の小野神社に至る。
小野道風を奉ってある。平安時代を代表する書家であり。また、小野道風は学問の神さま菅原道真の書道の師匠だったとか。

この地が小野路の交差点で宿場町だ、小野神社前を中心に集落となっている。
近くには土方歳三や近藤勇・沖田総司が剣道指南に通ったと言われる
小島資料館がある。また、此処には自由民権運動関係の資料がある。

此処から、狭い道を南野方面に500m位歩き、鎌倉古道に入る。
いかにも古道の雰囲気を持った山隘の道を登るとお稲荷さんやお地蔵さんが手招きしてくれる。

この道を上り切ったところが一本杉公園南口である。此処で乾杯。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
歩きます (ゆーちゃん)
2006-02-24 23:56:25
以前この道を友人と行こうとしたのですが、農道への入り口がわからず、あきらめたことがあります。今度は歩けそうです。
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