たま多摩自由

たまには玉の輝きを覗いてください。

「多摩市に於ける協働の研究と公刊」

2008-05-30 08:16:07 | Weblog
この企画は、多摩市の支援のもと、昨年の「市民が創る多摩市の未来(5回シリーズ)」に引き続き企画しました。
 「多摩市に於ける協働の研究と公刊」であります。7月6日を皮切りにパルテノン多摩をメーン会場に企画しているものです。
 企画の詳細は開催直前の「多摩市広報」とネット上では1ヶ月前から「多摩市ホームページ市民活動検索にて御覧下さい」
 何れも資料代300円です。その他参加費などは無料です。会場に直接お越し下さい、
   平成20年度市民提案型まちづくり事業
  「多摩市における『協働』の研究」①
    シンポジウム 多摩市が目指す「協働関係」
    日時  7月6日(日曜日)午後1時半~4時半
    場所  パルテノン多摩第二・第三会議室
    パネリスト 
        渡辺 幸子(多摩市長)
        小林  隆(東海大学政治経済学部准教授)
        山内 和夫(東海大学政治経済学部教授・多摩自由大学学長)
    司会  白石 省吾(ジャーナリスト・多摩自由大学副理事長)
    主催     多摩自由大学

 渡辺幸子多摩市長は平成17年11月、首都大学東京で行なわれた「第1回都市政策フォーラム」で、多摩市が「新しい公共」と新たな支え合いの創造を目指して挑戦していると講演しました。これは平成16年8月に施行された「多摩市自治基本条例」、同年2月に策定された「多摩市行財政再構築プラン」及び平成18年3月に策定される「多摩市総合計画後期基本計画~2○1○への道しるべ~多摩市戦略プラン」によるもので、今後の市政運営には行政改革と同時に市民及び事業者と行政、市民同士の「協働」が不可欠であり、「協働」によって従来の官主導の公共を地方分権時代にふさわしい「新しい公共」に組み替えていくというものです。
 多摩自由大学では、このテーマに取り組み、協働社会を創造するための視点と実態を模索し検証するために五回のシンポジウムあるいは講座を行ないます。
第一回目は、標題の通り、多摩市が目指す「協働」について、行政の責任者と専門家によって、「協働とは何か」、「なぜ協働が必要か」、「その手法・方法は何か」等について率直な討論を行ないます。二回目以後は「現場からの報告」をテーマに、「協働」の実態と問題点を取り上げていく予定です。

多摩自由大学事務局
〒206-0032多摩市南野3-5-29大津山方
TelFax 042-376-0038 
MA=ohtsu@tama.jp
URL=http://blog.goo.ne.jp/tamatamajiyuu/




筍(竹の子)生活

2008-05-25 09:54:11 | つれづれなるままに
「筍 生 活(たけのこ)」      南の狐
 雨後の筍(たけのこ)とはよく言ったものだ。
雨の日には人が竹林に入らない所為もあろうが、難なく獲物にありつける。
 雨の休日明けと言ったら、こたえられない。
 ここぞと思える盛り上がった感じの地面を探ると思いのほかの硬さを感じる。これこそ筍の当たりで、登山靴にさえ厳しく感じる。
味から言うと孟宗竹は大きいほどおいしい。歯ごたえを感じるコリコリした感触は、翌日の快便の証につながる。
 期待以上の獲物にありついたときは、料理が一仕事だ。
一枚ずつ皮を剥いでいく。一枚、一枚、丁寧に剥いていく。そして白い柔肌のような中身からはツーンと筍の香がする。
何故か60年も前の戦後の食糧難の時代を思い出す。
 職業軍人だった我が家の戦後の家計は母の細腕と、箪笥にしまった着物を一枚、一枚売っては食いつないだ。底を突くまでいくらも掛からなかったろう。
 子供三人には母親の行商と、お宝は勿論の事、あらゆる物を売り捌くことだけが生活のすべてだった。
 食べるものも、着るものもなかった時代だ。本家から借り受けた畠に麦、薩摩芋、南瓜、じゃが芋、里芋、南京豆、玉蜀黍をはじめ我が家の自給自足の食料だった、二反分程は作ったろうか。
 我が家の戦争に対する憎悪はこの食糧難の経験からのものであり、理屈や条理の世界ではなく本物だ。
戦争体験は高齢者なら、誰でも語れる。それも生々しく。駆け出しの革新派が他国での戦争に反対し、聞きかじりの戦争の悲惨さをどんなに訴え様が、何か空々しい響きでしか感じられないのは何故だろうか。
 私らの世代は戦争への拒否反応についてだけは理屈抜きに共有し共感できる。
 母が「筍生活たい」と戦後の苦しい中にあって、明るく振舞っていた健気さを筍を剥くたびに思い出す。
 筍の美味しさは、戦争の苦い実体験さえ赦し、郷愁の世界に導いてくれるものがある。
一枚、一枚と。   (了)写真は南関大津山神社



作道好男さんを偲ぶ会

2008-05-15 11:48:33 | Weblog
      「作道好男さんを偲ぶ会」のご案内

拝啓 若葉が目にしみる季節となりました。皆様ご健勝のことと拝察いたします。
さて、私たちが敬愛する作道好男さんが亡くなって一月が過ぎました。九十二歳という天寿をまっとうされた大往生とは思いますが、私たちにとって、かけがえのない先達を失ったという思いは日に日に強くなっております。
そこで、皆様とご一緒に作道さんの残された業績に思いをいたし、その人生と人柄を偲ぶ会を以下の通り開きたいと存じます。ご出席賜るようお願い申し上げます。                           
 作道さんの論考4編と追悼文を収録した冊子を当日みなさまにお渡しする予定です。                            敬具
   追伸 「偲ぶ会」ですので、平服でおいでくださるようお願いします。

                記

           作道 好男さんを偲ぶ会

日時  5月24日土曜日 午後3時から5時
場所  パルテノン多摩4階「カフェ天天」
会費  五千円

        2008年4月30日  作道好男さんを偲ぶ会世話人会

世話人
 山内和夫   西田昌弘   大津山壽久   佐野秀夫   湊 保弘
 坂下 肇   白石省吾   堀江修一郎  牧野順一   山下 亨   
 元山 隆   阿部裕行   吉田千佳子   江川美穂子 妹尾浩也  
 鈴木加代子  杉本祐作   小荒井順   (順不同)