なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

「弾かない」プレピアノ

2013-02-18 08:03:12 | プレピアノ
土曜日は明舞でのプレピアノレッスンでした。

このクラスも残りあと2回。

年中さんクラスのみんなは次のピアノの先生もほぼ決まり、一安心

テクニック、読譜、などはそれぞれのピアノの先生の方針が有るかと思うので、
ワタクシはそれ以外のことを様々な方法でお伝えしようかと思います。

まずは「ビート」。

たとえば、1分の曲を流れよく演奏しようと思うと、
身体の中で1分間ビートを刻み続けなくてはなりません。

様々な読譜、演奏、その他もろもろのことをしながら、ビートを刻むのです。
そうです、心臓の鼓動のように、無意識に、でも絶え間なく刻むのです。

いきなり「内的なリズム感」(拍子を取るのに手首をふるなど、動作に現れないリズム感)
は無理なので、まずはビートを感じる音楽遊びをあの手この手でしています。


そして「鍵盤を使わず」のレッスンです。
今回は絵本を使いました。

こちら

「うさぎちゃんとゆきだるま」

お母さん座りでお話を聴いた後は、絵本で遊びます。

表紙のうさぎちゃんの足跡を、2本指でてくてくと歩きます。

みんな、とても丁寧に足跡を歩いてくれました
鍵盤で弾く時も、それぐらいの丁寧さをいつも持っていてね

そして雪の降る様子をグロッケンで表します


みんな、思い思いに即興でグロッケンで奏でます。
曲の始まりも終わりも自分で決めるのです。

雪だるまつながりでクラフトは雪のシール貼り

小さい生徒さんはシールを貼ってお終い、なのですが、今回は打鍵と指番号につなげます

シールを指定された指番号の指先で、雪が降るようにふんわりさわります。
この時、指をシールに押さえつける、押えっぱなしの場合は「ありゃりゃ、べちゃっとした雪だったね」と声がけ。
「押える」ではなく「打鍵」のイメージを持ってもらいます。

直接的にピアノに関することを教えても良いのですが、
こんなふうに
子どもの「世界」「生活」に沿ったレッスンもあっても良いのではないか?
とも思うのです


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