なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

ネタの引き出し やっぱりお正月はおせち

2012-12-07 20:34:47 | ネタの引き出し
お正月といえば、やはりおせち料理。

手作り派も、お買い求め派も、それぞれに思い入れのあるおせち料理で晴れやかなお正月のお祝いをする、
というのが、なんともいえずステキではないですか。

(ウチの生徒で「三が日、おせちじゃなくて、ずっとすき焼き食べてる。」という強者がいますが

「まめに働けますように」「先を見通す」「よろこぶ」など、それぞれの料理に込められた意味も、子どもたちに伝えたいものですね。

というわけで、年末のリトミックには「おせち」がよく登場します。

レッスンで使うフェルト製の「おせち」、なかなかリアルでしょ♪

伊勢えびなんか、ウチのおせちに入れたいわ…いや、本気で


さて、「ネタの引き出し」
ネタの引き出しとは?
ネタのタネが断片的というか、思いつきのネタであるのに対し、
ネタの引き出しは、もうちょっと流れも考えて、「いつか教案に困った時のためにストックしておこう!」というものです。

今回は【10組くらいの異年齢クラス。0~3才さん】対象のネタを考えて「引き出し」に入れていきます。

行事の絵本やフェルトのおせちなどを使って、「いわれ」や料理の名前を紹介

おせちの材料を買いに出発! (即時反応)
  途中、お友だちとこんにちは、雨、雪が降る、道に迷ってママに高い高いしてもらって探す、など定番ネタも入れましょう

スーパーに到着。食料品売り場を探します (即時反応、音の高低)
 テクテク歩いて、「キョロキョロ」(探す)曲でキョロキョロ探しましょう。上の階、下の階も探そうね。
 ↓
 食料品売り場を見つけたら、次は食材探し。(拍子)
 「えび」2歩歩いて「キョロキョロ」 
 「たまご」3歩歩いて「キョロキョロキョロ」
 「かまぼこ」4歩歩いて「キョロキョロキョロ」
 試食もいいかもね。「えび・パクパク」とか

おせちを作ります (音符の長さ)
 たまごを割ります  「コンコン」4分音符

  グーの手をパーの手に打ち合わせる
 人参、れんこんの皮をピーラーで剥きます 「スーイ」2分音符
  宙にスーイ、と描く。赤ちゃんは腕をママが「スーイ」とさする

 なます用の大根は細く切ります「トトトト」8分音符 (なます、とか分かるんだろうか
  手のまな板を手の包丁で切る。赤ちゃんはママが指でつついてあげる

  ↓
  赤ちゃんも参加なら、手遊び歌を絡めてもいいですね
  トマトはとんとんとん、を使って・・・

   ♪たまごは コンコンコン  
    皮むき スーイ
    なますは トトトトト(…なますって…
    こんにゃく プルプルプル~ 、と、くすぐる

お子さんの指を「ごまめ(田作り)」に見立ててママに触ってもらう (拍)
  「ど・の・ご・ま・め・が・炒・れ・た・か・な」
  炒れたごまめは、食べちゃってください
煮しめをつくります 
 「あぶくたった」「なべなべ」で遊びましょう 

重箱にできあがった料理を詰めていきましょう (フレーズ)
 パネルシアターを使います。

  フルーツパフェの歌を使って・・・

 ♪にんじん  きんとん
  たづなこんにゃく~ (手綱こんにゃくがわかるんだろうか
  くろまめ  こんぶ
  かまぼこ こんこんこん
  お重につめて おせちりょうり

 フレーズがわかるように料理の絵をパネルに貼っていきます。
 子どもたちに料理の絵を渡して、歌に合わせて貼りに来てもらうのも楽しいぞ


まだまだ色々と展開ができそうだけど、赤ちゃん参加だと40分くらいが限度かな?というわけでこれくらいに。
年齢別クラスだったらまた別の展開になるだろうけど、
異年齢クラス、ということで、みんながそれぞれ最適のやり方で楽しめるようにしてみました