なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

ようこそピアノ個人レッスンへ その1

2012-08-18 20:03:37 | 自宅ピアノ教室
昨年度の学園都市のプレピアノの生徒さん達が、ピアノの個人レッスンへ移行してくれています。

自宅教室は、私一人でやっているので、受け入れ人数に限りがあります。
現在は一人でレッスンできるキャパを超えてしまっています
なので、今は在籍生徒さんのご紹介で、ご希望日とレッスン枠の空きがある場合のみ、新規入会を受け付けています。

ただプレピアノクラス生徒と、なかよしリトミックで「ゆくゆくはピアノレッスンを」とうかがっている方は、
とりあえずレッスン枠を確保しておきます。

で、先週。
「来てくれるかな~」とお待ちしていました昨年度学園都市プレピアノの女の子が、来てくれました。

「わ~っ久しぶり~大きくなったね~」の私に、
生徒ちゃん「…誰だっけ?」と明らかに怪訝な顔…。

3才さんからはお子さんだけ預かります。
年少のAちゃんがレッスンで不安にならないよう、まずは緊張をほぐさなくては

初回レッスンの内容

【ドレミの家はどこだ!】
ドレミの絵カードを机の上に並べていきます。
さすがプレピアノの生徒。「これは?」「どんぐりのド」「次は?」「レモンのレ」
と、話が早いです

さてここから先生の小芝居劇場。
ドとレのカードだけを抜き取って
「どんぐりとレモンは公園に出かけました。で、鬼ごっこをしました」
カードを鬼ごっこしているかのようにぐるぐるかき回す。
「わー、鬼ごっこ楽しいなー」

「さて、夕方になったのでお家にかえることにしました。…がドングリとレモンは言いました。
『家がどこだっけーっ

「Aちゃん、どんぐりとレモンのお家、わかる?」
ドとレはすぐ、並び順がわかります。
Aちゃん、ドとレを元の場所に戻します。

これを1音ずつ増やしていきます。
「どんぐりと、レモンと、みかんと、ファイトが公園に行きました」のころには、
顔もほころんできます。

「どんぐりと、レモンと、みかんと、ファイトと、ソフトクリームが・・・」のころには
先読みして並び順を確認しています。
はい、これが大事です。

【メリーさんのひつじを弾く】
「メ~メ~、誰か来ましたよ」
パネルシアター用のメリーさんのひつじ登場


まずは歌を一緒に歌います。

そこからドレミに置き換えていきます
「あのね、ひつじお腹がすいたんだって。何か食べたいよ、食べたいよ~。そこでひつじが好きなものを持ってきたの。これなんだ?」
ミカンの絵を出す。
「みかん」「そう、このひつじはミカンが好きなんだって。もぐもぐもぐ~」
みかんをひつじの上に乗せる。
「Aちゃんもミカンをあげてね」

ひつじ3匹ミカンに変身。

「みんなミカンになったね。なので、お歌も変わるの。♪メリーさんのミミミ~」

これを繰り返し、全部ドレミに置き換えます。
それから弾いていくのですが、プレピアノ経験の子は、すんなり鍵盤に移せます

つづく

スペインのフィエスタ

2012-08-18 10:09:04 | 自宅ピアノ教室
トンプソンの「スペインのフィエスタ」
初級者むけの、華やかで発表会向けのいい曲ですよね。

これを練習中の小学1年生さん。

お家での練習もとても頑張ってくれて、ほぼ仕上がってます。

ただ難点がひとつだけ。

このリズムが苦手らしいのです。
 ↓


言葉のリズムや、リズム打ちでは上手くいくのです。
が、鍵盤に移すと真ん中の四分音符が短めになり、すこしだけ詰まった感じになるのです。

ああ、惜しい

リズムを流れ良くして、きれいに仕上げて、ぜひレパートリーにして欲しい

いろいろ思案して、

四分音符は実際の長さより長めに感じると、上手くリズムがとれるのでは?
それを視覚的、そして音が鳴るもので表すといいのでは?

と考えたので・・

ギロ登場

八分音符はこれくらい


シンコペーションの四分音符はこのくらい


その他の四分音符はスタッカートなので、これくらい。


ギロを鳴らしながら「ドレーミ、ファッソッ」と歌い、
慣れたころにピアノで弾いてもらうと・・・

リズムがいい感じです
スペインって感じです。

ついでに左手の伴奏形は、カスタネットが鳴っている感じ、だと思ったので、
実際にカスタネットで打ってもらいました。

それからピアノでで弾くと、重くなりすぎず、カスタネットの乾いた「カーンっ」とした音の雰囲気がでてきましたよ