賃貸、賃借の一番手、二番手とは

最初にまとめ
・あるお部屋に対して一番に賃借の申込を書面で表明した賃借希望者を「一番手」、
　二番目に表明した賃借希望者を「二番手」…と呼びます。
　ある種の業界用語です。
・通常は、一番手の方の審査が通過すると、
　二番手以下の方は申込が無効になります。



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「一番手」、「二番手」…
一般の皆さんには耳馴染みの少ない言葉かと思います。

一番手(いちばんて)とは、
一番に賃借の申込を書面で表明した賃借希望者(お借りになる方)を指す、ある種の業界用語です。

二番手は二番目に表明した方、
以下、三番手、四番手…と言います。

特に賃借物件の動きが激しい1～3月は、四番手くらいまで
お受けになるオーナー様もいらっしゃいます。


さて、通常は、
一番手様が審査に通過すると、
二番手以下の方は申込が無効になります。

転居時期が迫っている場合などは、二番手以下の方は
早めに別の物件を探したほうがよいです。

(まれに、契約直前になって一番手様がキャンセルされた場合などに、
二番手様に連絡が来る場合もあります。)


一番手様がオーナー様にとって難しい条件をおっしゃって
交渉が長引く場合などには(大幅な家賃の減額、入居日がかなり先、など)、
二番手様が優先されることもあります。

これは、何か法律や規則があるわけではなく、
あくまでオーナー様の考え方によって決まります。


この「番手」は通常、
物件管理会社に申込書のFAXが到着した順で決まります
(わずか数分差で運命が変わることもあります)。
従って、人気物件と思われるお部屋を内見して「この物件がいい」と
心が決まったら、できるだけ早めに申し込んだほうがよいです。

なお、
一番手様と二番手様他が同日の申込であるとか、
かなり申込書到着時間が接近しているといった場合に、
オーナー様によっては、
数名様分の審査を同時に行ない、
一番入居してほしい方を選ぶ場合もあります。
このやり方を「並行審査」と呼びます。


いずれにしても、オーナー様によって、物件によって、更にシーズンによって
ご対応のしかたが変わります。


いいな、と思う物件がありましたら、
お気軽にお問い合わせください。
分かる範囲で、具体的に申込についてお答えします。

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