ケイシロウ(FK)が兄のケイザブロウとの絶縁を決めて約一年。
絶縁する理由は、
ケイザブロウがアホだからということになっているけど、
兄弟間のジツの考えなど、
他人が知る由もない。
だから、
事実として、
ケイザブロウは、
ケイシロウに、
完全完璧にスルーされていた。
が、
ケイザブロウにしてみれば、
ケイシロウには、
憎さ余って可愛さ100倍👍
やから、
コトあるごとに、
ケイシロウの家に来た。
そんな状況下にあるとある夏の夜。
俺とケイシロウが、
ババ抜きアプリゲームして盛り上がっていたとき、
ドアを勢いよく叩く音が響き渡り、
ケイザブロウの、
「ケイシロウ❗️兄さまを中に入れなさい❗️」と言う叫びが、
夜の住宅街に響き渡った!
俺とケイシロウは、
ケイザブロウをスルーすることにしたので、
電気を消して、
静かに息を殺した。
が、
ケイザブロウは諦めずに、
「ケイシロウ❗️兄さまを中に入れなさい❗️」と叫んで、
ドアをがんがん叩きまくった!
明らかな近所迷惑。
やけど、
俺らは沈黙し続けた🤫🤫
そしたらアンと😳
「ケイシロウ❗️ケイシロウ❗️ケイシロウ❗️」と言う叫び声とともに、
窓をガタガタさせる音が聞こえ、
最後には、
ガシャ❗️ガシャ❗️物が倒れ落ちる音が聞こえ出した😵😵
そして、
俺らの部屋のドアが開き、
ケイザブロウが入って来た。
手に凶器らしき物があったので、
一瞬緊張が走ったが🫨
ケイザブロウの手に握られていたのは、
ケイシロウが貸してた「モテキ」のブルーレイボックスやった。
この夜。
所持金が11円しかなかったケイザブロウは、
「モテキ」のブルーレイボックスを凶器に持って、
ケイシロウの家に侵入した😨
ケイシロウが警察👮♀️に通報したが、
ケイザブロウは、
「ケイシロウ!兄さまはサツ👮ではなく札💴が欲しいのです!」と言って、
部屋を見渡して、
ケイシロウの財布を探して見つけ、
中から札💴を取り出したところに、
通報して駆けつけたサツ👮にケイザブロウは連行された。
ケイザブロウはケイシロウに、
「ケイシロウ!よくも兄さまの真珠のような腕にワッパをかけるように仕向けましたね!」と怒り💢
ケイシロウはスルーした。
ケイザブロウは警察官に、
「おまわりさん👮♀️僕は連行よりもれんこんが好きなのです」と訳のわからん言い訳しながら、
連れ去られて行った。
翌日。
相変わらず、
まぶしく射差す陽光の中で、
ケイシロウは、
さすがに心臓バクバクになった昨夜の出来事を思い出した。
隣近所の迷惑顧みず、
さんざん叫びまくった挙げ句、
手に「モテキ」のブルーレイボックスを凶器を持って、
侵入したケイザブロウ。
ケイシロウは心に、
「もうあの馬鹿を、兄貴と呼ぶ日が来ることはないやろう」と呟き、
日陰に止めてた自転車を、
暑く照らし上げる日差しの中に、
出発させた。
この日、
元祖阿部家代表の阿部啓一郎から、
ケイザブロウとは破門の上に当たる絶門を宣言した。
が、
ケイザブロウはニヤリ😁とケイシロウや啓一郎に言う。
「ベジータに言いつけて、ギャリック砲で全滅させてもらいます」。
ケイザブロウ。
ケイシロウや啓一郎に小馬鹿にされる前に、
アニメと現実の区別をつけよう。
それから居合わせた俺も、
手にされた凶器が「モテキ」のブルーレイボックスだと気づく前までは、
ケイシロウ同様、
心臓超バクバクやった😬😬😬
また、
最強最高の恐怖体験やった。
「モテキ」のブルーレイボックス手にしてるところを見つけるまでは。(くどいけどね)