
慶応高校の107年ぶりの優勝🏆に幕をおろした高校野球。
甲子園の高校野球こそ、
夏の代名詞。
そんな高校野球に夢中になってた、
モーさんのお友達、
イマイ夫婦が体験した熱き夏の出来事。
イマイ夫婦は、
夏に、
高校野球が始まると、
互いに有給とって、
テレビの前にかじりつく。
そして、
甲子園で、
試合開始と試合終了に鳴らされるサイレンに、
イマイ夫婦は、
高校球児の熱き叫びやと表現した。
ある日、
凡戦やったせいか、
高校野球中継見ながら、
イマイ夫婦は、
睡魔にまぶたを奪われた。
熟睡している二人の耳に、
サイレンが鳴った。
二人はまどろみの中で、
「叫びや!」と言った。
が、
体の焦げ臭さに目を覚ますと、
二人は、
自分たちが、
救急搬送されているのがわかった。
救急隊員から、
漏電で二人の家が燃えて、
際どいところで助けられたことを、
救急隊員は語った。
イマイ夫婦は悲しく悟った。
あのサイレンは、
甲子園のサイレンやなく、
自分たちの家が燃えてたから、
消防署が鳴らしたものであったことを。
そして、
住宅ローンがたくさん残っていて、
貯金が追いついてない中に、
自分たちが、
人生の準々決勝にまでも至っていない事実を。
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