ケイシロウとトークアバウト

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その男、馬鹿者につき

2020-02-05 19:53:00 | 日記




ミユキと言う女子大生がいた。
二年前に、
家族とともに、
鹿児島から引っ越してきた。
このミユキに、
マサルと言う、
知的障害の弟がいた。
マサルは、
知的障害者の支援センターに、
通っていた。
そして、
ミユキが、
マサルの送り迎えをしていた。

この支援センターに、
オオタさんと言う青年のスタッフがいた。
オオタさんは、
やたらとマサルをかわいがるので、
ミユキは、
自然と、
オオタさんと仲良くなった。

マサルは、
感情表現がうまく出来ないので、
うれしかったリ、悲しかったリ、驚いたりすると、
すぐに、
扇子を二つ取り出して、
鹿児島民謡の『おはら節』を唄って踊る癖があった。

そんなマサルをかわいがるオオタさんやけど、
何か、
ミユキは、
しっくりいかない気分になる。
理由は、
オオタさんがオトコとして、
迫ってくるような印象があり、
その感じは、
日増しに強くなる。

ある日、
マサルがセンターで、
金を無くしたと言うので、
ミユキとオオタさんは、
探しに探しまくったが、
出てこない。
それで、
マサルに、
金が見付からないことを告げると、
マサルは、
今のは、金が無くなった時の為の予行演習やったと説明した。
ミユキのはらわたは焦げた😠‼️
そんな馬鹿みたいなことで、
二時間近くも時間を浪費したからや。
当然ながら、
日が暮れていた。

オオタさんは、
怒ることなく笑顔で、
二人を、
車で送ろうと言ってくれた。
ミユキは、
オオタさんの申し出に甘えた。

オオタさんの運転する車は、
なぜか、
ミユキたちの家とは反対方向の、
ひと気の無い寂しい道へと向かい、
そして、
途中停車した。
ミユキは恐ろしくなり、
「あたしたち、歩いて帰ります」と言って、
マサルとともに、
車から降りて、
足早に歩き出した。
そしたら、
オオタさんが追いかけて来て、
ミユキを押し倒した😱

ミユキは「マサル!!」と叫んだ。
マサルは、
「お姉ちゃん、今、助けるからね!」と言って、
扇子を二つ取り出して、
「🎤花は霧島、煙草は国分。燃えて上がるは、おはらはあ桜島---」と、
おはら節を唄いながら、踊り出した。
その間に、
オオタさんは、
ミユキの服を破き、
パンティー脱がせて、
自分のズボンのベルトをゆるめた😱😱

その瞬間、
ミユキは、
オオタさんのゆるめたベルトを取り上げ、
それを手に巻き付けて、
オオタさんを殴って、
難をまぬがれたが、
激ギレが過ぎて、
ベルトで、
オオタさんに、
過剰のお叩きを入れまくった‼️

ちょうど、
おはら節を踊り終わったマサルが駆け付けて、
「姉さん。ぼく、がんばったよ」と言った。
ミユキは、
「せからしか‼️」と叫んで、
マサルにも、
ベルトのお叩きを入れた!

ケイジロウ、
いくら知的障害があったとしても、
出来るだけ、
限度と言うもんを意識すべきやと思うけど---。