新潮文庫 平成12
比呂美女史の娘、14歳のカノコとサラ子の思春期の
子育て日記。
うーん、ボクが14歳の時は、口癖が、べつに、だ
ったような。たしかにいつも不満で、仏頂面をカマ
していた。16歳になると狂ってきて、19歳で狂い
っぱなし、親はさぞかしタイヘンだったろうなあ、
と思う。
ボクには4歳違いの姉がいるのだが、ハハに聞くと
特にタイヘンではなかった、といっている、が、き
っと、忘れているのだと思う。いや、ハハが痴呆とか
そんなんではないのだが。
カノコとサラ子、おもしろいコたちだ。親の比呂美女史は
ふたりをよく観察しているし、批評眼もおもしろい。穏や
かじゃない日々も、いつかは終わる、ほんの数年のこと
だもんねえ。
ますます結婚したくなくなるおれっちだった。子供? 大
キライですね、身もふたもなくてすいません、ぐわし……
合掌。
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