古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

緋い記憶   高橋克彦

2015-08-15 10:09:41 | 小説の紹介
読書は毎日していますが、昨日は、「緋い記憶




高橋克彦 文春文庫」を読みました。記憶に関




する小説ですが、僕も夢と現実の記憶が曖昧に





なるので、良く分かりました。「長人鬼」の





先生と同一人物と思わなかったので、ちょっと吃




驚でした。こちらの本は直木賞も獲られているので





ご存知の方も多いでしょう。どの短編も驚くラスト




が用意されていますから、読んでいて飽きませんで




した。どこから読書を始めていいのか分からないと





いうビギナーの方は、直木賞など賞ものから読んでみ




て自分の好きな作家を発見していくのも、手かもし




れません。
 





奥泉光先生の「シューマンの指」講談社も記憶に関






する小説だと言えると思うのですが、その作風も




扱い方もアプローチも違うものに思えます。





こちらもご存知の方が多いと思われますが、面白い




サスペンス小説で、おススメです。 




読み比べてみられたら、面白いかもしれませんね。 









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