君のことで
なぜかラムネが冷蔵庫に三本も入っていて
それは暗号か何かなのか
それにテーブルの上には見知らぬ花が一輪置いてあり
とにかくそれで僕は君が去って行ったことを確信した
僕には小さな猫が一匹いるだけだったし仕事もなかった
だから仕方のないことかも知れないとも思った
君が去って行ったことで僕は変われるわけもなく
いつものようにクッキーを齧って暮らし続けた
わしは腹がへったことがない。石だからじゃ。腹がへらんとは、食わんでええ、ゆうこっちゃ。ださんで、ええ、ゆうこっちゃ。だから、わしは千年先もこのまま、ゆうこっちゃ。
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