古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

藤原悪魔   藤原新也

2022-09-28 11:10:58 | 藤原新也

文藝春秋   1998年

 

途中、だめ人間なところを見せつけられて、読むのを

 

一旦、やめていたが、気を取り直して読んで読了。

 

天使まゆげ、と表紙にある。まゆ毛犬だが、マジックで

 

まゆ毛が書いてあった、というそれだけなのだが、作品に

 

仕立ててあるのを読むと、おもしろく書いてある。

 

気になったのは、戦争は人間のストレスを発散させるための

 

祭りごとだ、という新たな戦争論。こうだけ書くと不謹慎

 

なようにも感じるが、果たしてそういう見方もあるかなあ、

 

とは思った。

 

藤原氏といえば、オウムだが、この本にもオウムのことは

 

書いてある。その後的なものだが、その目の鋭さは、ぼくを

 

圧倒する。

 

いろいろなことについて書いてあるので、ちょっとでも気に

 

なる方は読んでソンはないのかなあ。藤原フリークのぼくとし

 

ては、この度の、コロナ禍をどうみているかも気になるところ。

 

けど、新刊を買う体力はないんだよなあ、だめだめなのはおれ

 

っちの方だったかも、チーン。

 

        (読了日 2022年 9・9 13:50)

                (鶴岡 卓哉)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする