古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

「土を喰う日々~わが精進十二カ月~」  水上勉

2015-10-19 23:04:24 | 小説の紹介
「土を喰う日々~わが精進十二カ月~」水上勉



昭和五十三年の作品です。




他の作品でも触れているように、九歳で寺院で




暮らし、精進料理を覚えてきた、と明かす。





今の季節は、十月なので、これによると、山に果





(み)のなる季節。ボクも公園で、ザクロの実がぼ




とぼとと落ちていたので、人目につかなかったので、





獲ってきちゃいました。意外とおいしいんで




すよね、これが。




水上さんは果実酒を作り、地梨子にスグリを使って



……実に美味しそうです。僕はお酒は飲みませんが。




猿も果をたくわえ、酒を作るそうだ……。




一年を通して、その季節ごとに章立てられていてい




るので、読みやすい構成になっている。





今の時代に、あった感覚ではないだろうかと思う。誰もが






理想とするような生活である。






























































































































































コメント
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