
相変わらず思いもしない角度から物語を展開してくる。それが天才たる所以なのだろう
今回のタイプは「ドライブ・マイ・カー」系列かな
わたくしはどちらかといえば「寝ても覚めても」「偶然と想像」のようなこってり作られたお話の作品が好きなので、まあ嫌いじゃないけど程度の好感度
ネタバレにもならないようなラストの始末が未消化なのも、今ひとつの評価だ
あの意味を誰か解説してはくれないだろうか
お話の遠因にコロナがあって、田舎の価値観や自然破壊のジレンマが盛り込まれているのが新鮮だけど、究極のところ濱口監督はこの映画で何について語りたかったのかがわたくしには分からなかった
ベルリンで銀獅子賞を受賞した作品だけど、シネコンでの上映は難しいかな。かなり評論家寄りな作品だし
それでもジャック&ベティの小さな箱は映画好きそうな人達で埋まっていた
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます