映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

「必死剣」の意味するところ

2010-07-11 09:28:20 | 新作映画
 久し振りに映画を観にいきました。
何作か観ておきたい作品もあったのですが、お魚釣りが忙しくて中々劇場に足を運ぶ事が出来ず、ほぼ一月振りです。

 前評判が良かったのと、前作の「しゃべれども しゃべれども」が平山作品の中で一番の傑作に仕上がっていたので、その後の出来を観ておきたいとの思惑もありました。
それにしても、藤沢時代劇は本当に日本人の肝をしっかりつかんで離しません。映画化されればそのほとんどが標準以上の出来になるのも、原作の成せる業が多分にあるのでしょう。

 人物関係からではなく、配役で何とは無しにストーリーが分かるようにしているのも計算づくであるのなら、ナイスキャスティングです。それ故にラストの殺陣で必死剣が生きてくるわけですから。
豊川悦司は適役でありましたが、池脇千鶴は幼すぎました。拾い物として、関めぐみの側室は容姿を含めて頃合良い出来でありました。その他脇を固める配役は先ほど申し上げたように完璧です。



今週も梅雨

2010-07-04 12:44:27 | 釣り
 湿度の高い日が続きます。九州南部では大雨が降り続いているとのことですが、関東はまとまった雨はないものの何とも言えないジメジメの日々です。

 今週も桂川に大物を求めて行って参りました。
蒟蒻淵の淵尻で尺二寸の大山女魚が獲れました。水量がある時に、何故かここに定位するのを知っていないと見逃してしまうポイントかもしれません。桜鱒と言っても良いほどの立派な体高は、弾丸のような速さで深い淵を縦横無尽に駆け巡ります。諦めが早いのが特徴で、虹鱒のような執着ありませんが気が抜けない相手です。
もう一本川茂堰堤下流で50cm近いモンスターを掛けましたが、7.2m零竿04糸仕様でしたから下流に走るのを止められず逃げられました。跳びませんでしたし、水中で錐揉みする姿は山女魚の特徴ですから、獲れれば歴代NO1の魚であったかもしれません。悔しさ半分楽しみ半分です。

 そうこうしている内に梅雨が終わってしまいますね。来週から暫くは忙しくてお魚釣りどころではありません。