今年最後の尺山女魚

　今年もあまり渓へは通えませんでした。
隊長と仲良く元気にお魚釣りできたことが、一番の宝物でした。
来春もまた楽しい渓通いが出来ますように。



大きなお口の尺山女魚　またね。



婚姻色が出始めた美山女魚　赤ちゃん沢山産んでね。

9月の渓

　飛び石連休、今期最後のお魚釣りに出かけました。
いつもの事ですが、9月になると思い出したように渓へ釣り人が帰って参ります。
そこで、こんな時こそ入渓するのが、桂川上流の核心部“蒼竜峡”です。
命名は徳富蘆花のお兄さんだという事は以前お書きした筈です。
大渓流の桂川も富士の溶岩を深く食んだあとはこんなに川幅が狭くなるものなんですね。
（その分水深あるゴルジュが形成されます）



白泡の底には尺サイズの虹鱒と山女魚が餌を追い、日暮れの早くなった秋の日は終わります。

桂川 田原滝

桂川にかかる有名な唯一の滝。
両岸が護岸されているため、人工的な感じは否めない。
道路からの見晴らしが良いため、かえって有難味に欠けるきらいも。



2014年9月20日

舞妓はレディ「京都の雨は・・・」

　連休の14日サービスディなものですから、今年一番の期待作「舞妓はレディ」を観に行きました。
「それでもボクは・・・」「終の信託」と社会派的なヘビー題材が続いたので、周防監督原点に返るみたいな映画が観たかった。

　期待がパンパンに膨らみ過ぎていたので、ちょっぴり残念な気持ちです。
オリジナルな物語ではありますが、題名がもじっている通り往年の名作マイフェアレディを上手にパロッています。
「スペインの雨はおもにに広野に降る」を知らないと、クスリとも出来ないだろうなぁと思いながらニヤリといたしました。
わたくし達が子供の頃は日曜洋画劇場等で代表的な名作は繰り返し放映されていましたので、古典的名作傑作は結構身近なものでした。学生の頃は名画座がそこかしこにありましたから、スクリーンでも出会う事が可能な時代でもあったわけです。
今はどうなんでしょうか？レンタルや配信を手にしやすいけれど、何人の若者が「マイフェアレディ」に興味を抱いてくれるでしょうか。恋するトキメキが故、ベットの上で踊りあかそうを歌い踊るヘプバーンの可憐さを知って欲しいな。
　
　ものすごく頑張っているのですが、どんなに頑張っても日本人に日本語でミュージカルをやられるのは無理なんだと感じました。本当にみんな上手なのですが、ハリウッド製の歌劇とは似ても似つかないものになってしまいます。日本の文化にも歌舞伎というミュージカルがあるのにどうしてなのでしょうか？
舞妓志望の田舎少女の成長と周囲の大人たちの悲喜こもごもは流石周防監督。難点は、ちょっぴり大人たちを描きすぎて主題がボケてしまったことでしょう。次回作に期待ですかね。
　主人公の女の子は美人ではないけれど可愛いかったです。

日曜日のお魚釣り

　車中泊した翌朝、大月駒橋下流の瀬でお茶お濁しました。
圏央道が東名高速と中央高速を繋いでくれたおかげで、
山梨から横浜まで1時間もあれば帰ることが出来ます。
日曜日の朝は下りの大渋滞を横目で流し、
何とも優雅なドライブでしょう。



駒橋から上流を望む