「授業は、討論になることをあこがれる。」
これは、TOSSという教育技術教師の言葉です。
討論とは、一つの問題をみんなで二つか三つに分かれて自分の意見を持ち、
それを反対の意見の人に言うことで相手を納得させたりする授業です。
そのためには、
自分の意見をノートに書くことが必要です。
自分の意見を発表することが必要です。
自分達で発表する方法を知ることが必要です。
家庭科「犬は家族か」で初めて討論しました。
4年生の頃も経験はあったようですが、5年生では初めてです。
犬は家族か? はい 13名 いいえ1名+1名
こういうときは、必ず少数意見から聞きます。
まずは、発表だけです。反論は許しません。
ESくんが発表します。「犬は血がつながっていないから家族ではありません。」
などと4つの意見を発表します。
その次は、「はい」の意見です。
YUくん、NOくん、SAくん、TEくん、ISくん、JUNくん、RYOくん、YMさんと発表していきます。
最初からすばらしいです。
たくさんの子どもが発表します。
このクラスのよさは、この発表する態度にあります。
ある程度、発表が終わるとまた、確認します。
「考えが変わった人もいるでしょうし、それはよいことです。
もう一度聞きます。
犬は家族であると思う人 11人。 そうじゃないと思う人 3人。
ESくんの意見でTAくんとRYOくんの考えが変わりました。
その後は、反論ありの討論をします。
私は、指名しません。
FUくんの意見で終わりました。
ほとんどの子どもが発表し、楽しかったと言いました。
徐々に発表できる子どもになっていきます。