国語の授業は、「海の命」。
「海の命」作品全体を考えていく。
そのためにまず、起承転結に分けた。次のようである。
起・・太一が子どものころの話
承・・中学を卒業する年の夏から、父の海にやってくるまで
転・・瀬の主とであったとき
結・・その後のころ
クライマックスの中にその言葉によって主人公の気持ちが大きく変化している言葉があります。
それを山の頂上という意味で、「ピナクル」といいます。
その「ピナクル」を探しなさい。
物語で言うところのクライマックスは、転の部分にあたると説明した。
「ピナクル」は5つに分かれた。
1 これまで数限りなく魚を殺してきたのだが、こんな感情になったの初めてだ。唯
2 大魚はこの海の命だと思えた。MI
3 この大魚は自分に殺されたがっているのだと太一は思ったほどだった。KI
4 「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」DA、AY、MA
5 水の中で太一はふっとほほえみ、口から銀のあぶくを出した。AS、RI、MA、AY
ここで、「ピナクル」ではない意見を消去していった。すると次の2文が残る。
4 「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」
5 水の中で太一はふっとほほえみ、口から銀のあぶくを出した。
(AS、R、M、A、Y)
昨日(10月6日)の段階で、続きの意見を書くように求めた。
するとAさんが続きを書いていたのだ。
すばらしい態度でぜひクラスのみんなも見習ってほしい。
今日(10月7日)は、この2つの意見について討論である。
討論になると俄然実力を発揮するのが、Yさん。
Yさんが口火を切った。(この続きはまた。)