現場力(げんばりょく)

理科は感動だ!を実践する感動サイエンスteacher。
つながりを活かして社会貢献活動する地域に飛び出す小学校教師。

日清・日露の戦い

2011-09-30 | 社会科実践

ビゴーの残した風刺画は、大量にある。

風刺は一部を切り取った形で存在する。

だから、おもしろい。

 

ビゴーの風刺画を使って、授業を組み立てる。

まずは、教育出版の教科書p104に掲載されている風刺画を使う。

「魚釣り遊び」(Une partie de pêche)『トバエ』1号(1887.2.15)
魚(朝鮮)を釣り上げようとする日本と中国(清)、横どりをたくらむロシア

国を確定する。

それぞれの思惑をセリフにしても面白い。

教科書には、次のように書かれている。

『19世紀の終わりごろ、日本と中国(清)は、朝鮮をめぐって対立していました。

日本が、不平等な条約をおしつけるなどして、朝鮮に勢力を広げようとしていたからです。』

なぜ、対立していたかが子ども達には分からない。

 

朝鮮は、当時、鎖国状態であった。

朝鮮への不平等な条約は、日本が欧米と結んだ条約に酷似している。

さらに、ロシアの南下が進んでいた。

世界情勢をつかませることが重要になる。

 

ロシアと日本と清。

 

これらの関係を表している。

 

発問が重要になる。これから考える。


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