一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

5年4ヶ月ぶりのアクロス山 ……都会のど真ん中で、紅梅、白梅を楽しむ……

2023年02月15日 | その他・佐賀県外の山


久しぶりに福岡へ行った。
佐賀では上映されない(どうしても見たかった)映画を見るためである。
何を見たかは、後日レビューを書くので、そちらで確認してもらうとして、
少し早めに着いたので、アクロス山に登ることにした。

調べてみると、前回、アクロス山に登ったのは2017年10月8日であった。
間に2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大もあったので、
実に5年4ヶ月ぶりのアクロス山である。

しばらく見ない間に、天神地区は、変貌を遂げようとしていた。
見慣れたビルが消え、あちこちで工事が行われていた。
あまり関心ないけど。(笑)


今日は、東側登山口から出発。


ゆっくり登って行く。


階段には、小石がびっしり埋め込まれていて、
自然を意識した登山道となっている。


「アクロス山へようこそ」


「アクロス山」というのは俗称で、
正式名称は、アクロス福岡の屋上緑化施設「ステップガーデン」。
この「ステップガーデン」は、
天神中央公園の緑が最上階まで連続して見えるように、
混植大刈込手法が採用されている。
植栽は各階のルーフ植込みと一段低い位置に張り出したミニプランターから構成され、
大刈込みを全体におこない、一体化させている。
屋上緑化面積は2階部分から14階部分までで約5,400㎡。
建築当初は、全体で76種、37,000本を植栽したが、
その後、補植したり野鳥等によって運ばれた樹種が増え、
現在では200種類、50,000本程になっている。
2015年、CNN.comの「世界で最も美しい10のスカイガーデン」に選ばれている。



紅梅が咲いている。


いいね~


緑のトンネルを登って行く。


アクロス山には、人工の“滝”もある。


久しぶりに来たアクロス山には、
何かオブジェのような人工物が増えていて、(意識してそれらは撮らずにいたのだが)
「?」と思っていたのだが、
どうやら、2022年11月18日(金)から2023年2月19日(日)の間、
「福岡イルミナージュ」という催しが行なわれているらしい。


自然を楽しみにきた者にとっては、なんだか興ざめ。


階段も電飾されるようだ。


こんな風に。


気を取り直して、再び、ゆっくり登って行く。


こんな風に切り取ると、
本当に自然の中にいるようだ。


また赤い花が見えてきた。


紅梅だ。


ここを登った先に、


ユキヤナギがポツンと咲いていた。


標高を上げていく。


なるべく自然に目を向けるが、


人工物も目に飛び込んでくる。
これは仕方がない。


またまた赤い花が……


〈紅梅が多いな~〉
と思っていたら、


白梅も咲いていた。


いいね~


木々の間から街並みをパチリ。


ここにも紅梅が……


何度逢えても嬉しい。


かなり上がってきた。




やはり“緑”は至福。


もうすぐ山頂。


山頂直下に到着。
山頂に立てるのは、
土、日、祝日のみで、
10:00から16:00の間だけ。
今日は平日なので、山登りはここまで。


眺めを楽しみ、


下山開始。


ゆっくり下って行く。


白梅が美しい。




アセビの花も開花準備を整えていた。




西口登山口に到着。
約30分の山歩きだった。


今日も多くの生命と逢うことができた。


アクロス山、また来るよ~


この記事についてブログを書く
« 映画『夜、鳥たちが啼く』 …... | トップ | 朝駆け「天山」 ……御来光と... »