一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

朝駆け「天山」 ……御来光と、朝陽を浴びて一段と輝きを増した霧氷を楽しむ……

2023年02月17日 | 天山・彦岳


2月16日(木)

今日の天気予報は「晴れ」。
今日は公休日ではなかったが、午後からの仕事なので、
天山に朝駆けすることにした。

天川登山口駐車場に着くと、
一台の車も無かった。
嬉しい。

出発。(フラッシュ撮影)


登山口までの林道には雪はなかったが、
登山道にはうっすら雪が積もっており、
凍っている箇所も多かった。(下山時に撮影するつもり)
いつもの場所でパチリ。


もうすぐ山頂。
月が美しい。


天山山頂に到着。
誰もいない。(他の登山口からも登ってきていないということ)
寒い。
氷点下5度くらいか。


東側に向かってスタンバイ。


明るくなってきた。


キタ~~~


宇宙を感じる一瞬。


太陽は本当に素晴らしい。


遠く、雲仙まで見えた。


霧氷が朝陽に輝く。


楽しくて仕方がない。


御来光も霧氷も、すべて独り占め。


なんという贅沢。








草にも霧氷ができている。


朝陽を浴びて輝いているが、




太陽の熱で、昼頃には消えてしまうことだろう。




儚い。




だからこそ貴く、美しい。






道標にも“エビの尻尾”ができていた。




存分に楽しんで、山頂を後にした。


下山しながらも、
草や、


木々についた霧氷を楽しむ。




登山道は凍っており、
注意しながら下って行く。


あちこちに、棚田のようなプチ氷瀑ができていた。




これが実に美しい。






雪道には、


小動物の足跡もあった。


登山口に戻っていくる。
やはり、一台の車もなかった。
今日は誰にも会わない幸運な日であった。


帰路、小さな滝に立ち寄る。


ここにもプチ氷瀑ができていた。
今日も「一日の王」になれました~


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