一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

春遅い八幡岳 ……フキノトウやオオキツネノカミソリの葉がやっと顔を出した……

2022年02月25日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


2月24日(木)

今年(2022年)になって、まだ八幡岳に登っていなかったので、
久しぶりに(2021年10月14日以来)八幡岳に行ってみることにした。

池高原からパチリ。


池には水鳥たちがたくさんいた。


もうアオモジの花が咲き出す頃なのだが、


どの木もまだ蕾だった。


八幡岳にはまだ春が来ていないような感じ。


ゆっくり登って行く。


八幡岳は、オオキツネノカミソリで有名な山で、
この時期になると、葉がたくさん出てきて、
地面が緑色に染まるのだが、
今年は、まだ少ししか出ていない。




八幡岳で最も早く咲く場所でも、
この程度しか葉が出ていない。




登るにつれて、葉は少なくなっていく。




無いに等しい。


まだ、やっと顔を出した感じ。


なので、当然のことながら、ユリワサビやホソバナコバイモも咲いていない。


昨年(2021年)の2月22日に訪れたときには、こんなにも咲いていたのに……










八幡岳にはケヤキの木が多いのだが、


まだ真冬のような様相。


山頂が近くなると、残雪も見られるようになってきた。












八幡岳山頂に到着。


標識と三角点をパチリ。


鉄塔が並ぶ八幡岳。


山頂からの眺めはイマイチなので、


展望所の方へ移動する。
北斜面には、まだ雪がかなり残っていた。


展望所に到着。


ここからの眺めは素晴らしい。


船山(女山)の向こうに天山が見える。


左に目を転じると、作礼山。


さらに左に目を転じると、唐津湾。


展望所から少し下った所から見た鬼ノ鼻山と、


彼方に見える多良山系の山々。


この後、散歩道で、フキノトウに出逢った。


まだ顔を出したばかりであったが、


やっと八幡岳の春に出逢った感じがして、嬉しかった。




期待した春の花はまだ咲いていなかったが、
素晴らしい展望が楽しめた山歩きであった。
今日も「一日の王」になれました~

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