一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

朝駆け「天山」 ……咲き始めたサイヨウシャジンやマツムシソウを楽しむ……

2023年07月29日 | 天山・彦岳


7月28日(金)

九州北部もやっと梅雨明けし、
「晴れ」の日が続くようになった。
ならば天山へ朝駆けし、御来光を拝みたいと思った。

天川登山口駐車場に着くと、
当然のことながら1台の車もなかった。

ヘッドランプを装着し、出発。(フラッシュ撮影)


いつもの場所でパチリ。


今日は朝焼けが見られそうだ。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。
東側は、素晴らしい朝焼けだ。




西側もうっすら染まっている。




今日はあの辺りから太陽が顔を出しそうだ。


日の出時刻が近づくと、朝焼けは色が薄くなっていった。


雲に亀裂が入り、


太陽が出現する。


神秘的で、




厳かな時間。




彼方には雲海も眺められた。


稜線散歩へ。


花を見ながら歩いて行く。(花紹介はのちほど)


いつもの場所で、


こんな風景を見ながら珈琲タイム。




山頂に戻っていると、ホオアカの鳴き声が聞こえた。


あの木の上にいるようだ。


この位置から、新しく買った「キャノンPowerShot SX740 HS」で撮ってみる。


光学40倍ズーム。






ちょうど鳴いている瞬間をパチリ。




山頂へ戻り、


あめ山へ向かう。


いつ見てもあめ山はカッコイイ。


あめ山分岐を通過。


ゆっくり登って行く。


あめ山山頂に到着。


素晴らしい風景を楽しむ。


こちらは肥前槍ヶ岳。(笑)


では、本日出逢った花々を紹介しよう。
現在ピークを迎えているのは、
コオニユリと、


ホソバシュロソウと、


オトギリソウ。


少ないと思ったキュウシュウコゴメグサも、


少しずつ増えてきているようだ。


キュウシュウコゴメグサとモウセンゴケのコラボ。


リョウブの花も今を盛りと咲いている。


逆に終盤を迎えている花もある。
ハンカイソウ、


ギボウシ、


オカトラノオ、


テリハアカショウマ、


ノギランなどは、もうすぐ姿を消すだろう。


カキランもほとんど終わっている。
わずかに残っていた花をパチリ。


マイサギソウも終盤を迎えて変色し始めた花が多かったが、


よく探すと、まだ綺麗な花も見つかった。


いいね~


ここからは咲き始めた花を紹介。
オミナエシ、


ヒヨドリバナ、


イタドリ、


カワラナデシコ、


ヤマホトトギス、


シギンカラマツ、


サイヨウシャジンなどの花々が姿を現していた。


楽しい。


期待したマツムシソウは、まだ蕾の状態。


色づいた蕾もあった。


これは蕾がかなりふくらんでいる。


よく見ると、開花し始めていた。
嬉しい。


今日も「一日の王」になれました~


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