一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

ミヤマキリシマが満開の天山 ……ケハンショウヅルやサイハイランにも出逢う……

2024年05月25日 | 天山・彦岳


5月24日(金)

5月14日(火)に、咲き始めのミヤマキリシマを見てから10日後の今日、
〈もうそろそろ見頃を迎えているのではないか……〉
と思い、天山に登ってみることにした。

9:40頃、天川登山口駐車場に着くと、1台の車もなかった。
嬉しい。


出発。


タツナミソウが群生していた。


しばらく登ると、右側にミヤマキリシマが……


もう見ることができて嬉しい。


私の好きなノイバラも咲いている。


高度を上げると、斜面にミヤマキリシマが……


たくさん咲いている。




そして、予想通り見頃を迎えている。






もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


やや靄っており、遠望はきかない。


ミヤマキリシマを見るため、稜線散歩へ。




くじゅうや雲仙のような密度はないが、
このまばらな感じ、点在加減が、天山のミヤマキリシマの特長であり魅力だ。






そして、天山のミヤマキリシマは、
ヤマツツジなどと交配しているのでカラフル。






いろんな色のミヤマキリシマを楽しめる。




しかも、なによりも、
(私にとっては)すぐ近くの山でミヤマキリシマを見ることができるのが嬉しい。




なんて楽しい稜線散歩なんだろう。




楽しくて仕方がない。






いつもの場所で、こんな風景を見ながら珈琲タイム。




ミヤマキリシマを存分に楽しんで、山頂へ戻る。


途中、カラスアゲハを発見。


飛んでいる姿は黒っぽいが、翅の表面に光が当たると鮮やかな色が出て美しい。


モンキチョウ(写真右下)とのコラボも……


山頂へ戻り、


ちょっとだけ“私の散歩道”へ。


ヤマボウシの花が増えてきた。


密度はイマイチ。


カンアオイの葉を見ると、葉をかきわけてみたくなる。


結果、花を発見する。


終わりかけのキンランに出逢う。


来年もまたここに咲いておくれ。




終盤を迎えていたサイハイランに出逢った。




下からもパチリ。


咲き始めのケハンショウヅルにも出逢った。
まだ蕾が多いが、


開いた花をひとつひとつ撮っていく。




同じようでいて、みんな違う。


それぞれ花に個性がある。


今日は、たくさんの花に出逢えて、本当に楽しかった。


今日も「一日の王」になれました~


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