秋の花がほぼ出揃った天山は、
「晴れ」の予報の今日は、登山者が多いことだろう。
人嫌いではないのだが、
人の多い山は苦手だ。
だから、人気の天山は避けて、
八幡岳に登ることにした。
山へ向かう途中の空。
すっかり秋の空だ。
いつものように、“蕨野の棚田”展望所へ寄る。
稲刈りはほとんど終わっていた。
池の水が随分と減っていた。
ゆっくり登って行く。
モミジガサがたくさん。
もうすぐ山頂。
八幡岳山頂に到着。
展望所から少し下った場所から見た雲仙と多良山系の山々。
では、今日出逢った花を少しだけ。
八幡岳にもノダケが多く咲いていた。
ヌマダイコンは、私の個人的な好み。
ヒキオコシに、
タカクマヒキオコシ。
キツネノゴマに、
白花のキツネノゴマ。
八幡岳ではよく見かけるレモンエゴマ。
葉をちぎって匂いを嗅ぐと、レモンの匂いがする。
ミズタマソウもまだ健在であった。
ツルニンジンは、鈴生り。
いいね~
アケボノソウもたくさん咲いていた。
大好きな花なので、嬉しい。
4弁の花もあった。
八幡岳のセンブリは、開花まではもう少し。
キバナアキギリは、今がピーク。
シロバナアキギリを探すと、
「あった~」
毎年、同じ場所に咲く。
いいね~
スミレや、
ツルボを見ながらタヌキマメを探しに行く。
今年は、昨年よりも多く咲いていた。
果実をつけた花を探すと、
「あった~」
高さは15cmほどあった。
果実を包む萼がタヌキの体毛のように見えるし、
花を正面から見るとタヌキの顔のようにも見える。
どっちにしても、カワイイ。
今日、一番嬉しかったのは、
ナンバンギセルの群生地を見つけたこと。
以前、八幡岳で、一度だけ見たことがあったが、
こんなにたくさん見たのは初めてだ。
寄生植物のナンバンギセルの隣りには、
半寄生植物のコシオガマも咲いてた。
来年以降が楽しみになってきた。
今日も「一日の王」になれました~