一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳の秋 ……タヌキマメ(狸豆)やシロバナアキギリ(白花秋桐)を楽しむ……

2023年10月11日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


10月10日(火)

八幡岳の中腹から天山を眺める。
この時期の(秋の花真っ盛りの)天山は、県内外から多くの登山者が訪れる。
平日でも登山口の駐車場が満車になるほど。
天山の秋の花はすべて見たので、
静かな山歩きを楽しみたい私は、今日は八幡岳へ。


大平展望所から“蕨野の棚田”を眺める。
もう稲刈りも終わっていた。
今年も美味しい棚田米を味わえることだろう。


いつもの場所から八幡岳をパチリ。


夏に賑わったオオキツネノカミソリの咲く森も、


今はひっそりとして、誰もいない。




が、山頂部は工事中で、味気ないことこの上ない。


標識を三角点と一緒にパチリ。


眺めはイマイチ。


鉄塔もあるし……ね。


展望所へは通り抜けできなくなっている。




で、私は“散歩道”へ。
ツリフネソウとミゾソバが大群生していた。


大好きなミゾソバの花を撮りまくる。


可愛い。


アキチョウジも群生していた。


花の色が素敵。


レモンエゴマは花期を終えようとしていた。


僅かに残っていた花をパチリ。


ヒキオコシの花はピークを迎えていた。


よく見ると美しい花だ。


アケボノソウの花も見ることができた。




キバナアキギリもたくさん咲いていた。




そして、シロバナアキギリ。


今年も逢うことができた。


嬉しい。


フユノハナワラビを見ながら、




ナンバンギセルの咲く場所へ。
だが、遅かったようだ。
もう姿を消してしまっていた。
ひとつだけ残っていた(少々草臥れた)ナンバンギセルをパチリ。




ベニシジミや、


アキアカネを見ながら歩いていたら、


タヌキマメを発見。


数年ぶりに見るタヌキマメ。
嬉しい。


今日も「一日の王」になれました~


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