道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

5/8冷たい小雨のゆるジョグ10㎞(そう思った今日…)

2024-05-08 19:52:00 | 日記

昨日に続き今日もまた雨模様

加えて
やたら寒くて冬に逆もどりのような…

4月の末から夏のような暑さだったのに
昨日今日とこんなに寒くなるなんて…

20℃ほどの違いがあるんじゃないか?

身体の弱ってる高齢者の皆さんには
さぞやコタえる寒暖差だと…


そんな寒さの中
小雨も降り続いてるし
日課のジョグをどうしようか迷ったけど…

雨雲レーダーの予報では
9時くらいから雨が上がる予報

その予報が早くなると見込んで
小雨の中を走ることに…

この子をお供にして…



平日の朝
寒い上に小雨とくれば
走ってるヤツは誰もいない
当たり前だけど…

さすがに今日のウェアはロンTにロンタイ
それでもかなり寒くて…

とは言いながらも
汗だくになるのはいつもと同じ

老いぼれジジイになっても
生来の汗っかきは変わらない

汗っかきというか
頭部と顔面に集中して汗をかくタイプ

その汗がTシャツにしみ込んで
寒くなるのだが…

それでもちょっと運動するだけで
汗が出るタイプだから
厄介といえば厄介で…

まぁいまさらそう言っても
しょうがないのだが…

妹の話によると
どうやらバアさん似らしい
もうどうでもいいけど…



結局
9時になっても雨は上がらず
その後も上がる気配もないまま
10キロのゆるジョグ終了

可もなく不可もないような
平々凡々なデキか?

今のポンコツジジイなら
こんなもんだな

久しぶりに熱いシャワーが気持ちよかった
最近はぬるめのシャワーばかりだったから…

でも明日からは段々と暑さが戻るようで
下旬の62キロウルトラ当日は
おそらく去年みたいに暑くなるんだろうなぁ







最初の一目は僕もハッキリしなかったけど
二度見してすぐに彼女だとわかった
昔の美貌がそのままだったから

彼女は僕を見てもピンと来ないようで
不審な眼差しでコッチを見ていた
変なジジイがジッと見てたから…

すぐにヤァと笑顔で手を挙げると
やっとわかったように彼女も笑顔に…

僕だと気づかなかったのもしょうがないか?
いまは金茶髪のロン毛で白い髭面だし
昔のマジメ中年の面影とは全然…

彼女の顔を見るのは
10年近くぶりくらいだろうか?

突然として
そんなことが訪れるものだと…

僕がリタイアしてすでに7年目
彼女とデートしてたのは
もう10年ほど前になる頃だろうか?

バイトのお姉さん…

それも懐かしい響きだ

すっかり変わっちゃって…
ピアスまでしてるし…

いや
これはフェイクなんだよ
今年69歳になってさ
これからは年齢どおりロックに生きようと
そう思ってさ
キミは幾つになった?

4月で51になりました

ちょっと躊躇いながら答えた彼女
僕に歳を隠したってしょうがないから…

そうか
そんな歳になったのか…

もちろん僕が10歳年をとれば
彼女も10歳年を取ることに…

でも全然お若くて…

キミこそ美人は変わらないね〜

当時
中高生だった彼女の子どもたちは
すでに大きなオトナになってるはず
かくいう僕も初孫くんは小学生だし…

彼女と自由に話せる時間は
ごくわずかに限られていた

後ろ髪を強く引かれながら
彼女に手を振って別れたけれど…

彼女も同じような想いだったのか
ずっとコッチを見送っていた

戻せないヨリは
いろんなことがハードルになって…

僕や彼女の年齢もそうだろうし
彼女の環境もそうなのだろう…

あわよくば僕も彼女も
当時に戻ってみたい想いもあるんだろうけど
戻れるわけもなく…

彼女に会って言葉を交わしただけでも
幸せなのかもしれないと思いつつ
雨の上がった駐車場に停めた愛車に
乗り込んだ

もう会うことはないかもしれない

だけど
人生なんてそんなもんだ

いくらこのあと
僕が再会したいと思っても
彼女もそう思ってみたとしても…

何年か後のその頃
僕はすでに墓石の下なのかもしれない


相手がいることは
そう簡単に思いどおりにはならないけど…

自分一人で出来ることだったら
絶対に後悔しないように
残り少ないオマケの余生を
生きていこうと…

強く
そう思った今日…




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