おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

酒甕求めて『壺屋やちむん通り』へ

2016-12-16 05:34:15 | 旅行
古酒造り用酒甕を探しに『壺屋やちむん通り』を歩いてみました。



壺屋は1682年に琉球王府の政策で開窯した窯場であり、歴史と伝統を引き継ぎながら、現在は店舗40店が販売し、20軒余りの工房が「壺屋焼」を作り続けています。



壺屋焼は大きく分けて、『荒焼』と呼ばれる南蛮焼の系統を汲むものと『上焼』と呼ばれる大陸渡来系の絵付がされるものがあります。



『上焼(ジョウヤチ)』は陶土に白土をかぶせて化粧し、それから色彩鮮やかな絵付や彫刻紋様を施し、釉薬を掛けて焼成したものです。『荒焼(アラヤチ)』は釉薬を掛けずに、1000度の温度で焼き締めるものでおじぃが探している酒甕です。



琉球石灰岩を敷き詰めた400mほどの『壺屋やちむん通り』には、約50の窯元やショップ、足休めカフェなどが並んでいます。



琉球料理『命果報(ぬちがふぅ)』は 国の重要文化財(新垣家住宅、東ヌ窯)を眺められ、沖縄初の元ラジオ局として建てられた古民家でお食事を楽しめます。



『新垣家住宅』は、琉球王朝時代に造られた上焼の窯(東ヌ窯)で、18世紀後半の母屋や作業所などの伝統的な壷屋陶工の住宅形式を唯一残している住宅で、2002年に国の重要文化財に指定されました。現在の建物は修復された姿です。



『壺屋やちむん通り』で見つけた荒焼のお店『南窯(ふぇーぬか)』、酒甕は数少なく気に入ったものはありませんでした。



そして『上焼』のお店のディスプレー、これは骨壺です。凄い立派です。



おじぃが探していた酒甕は見つけられませんでしたが、琉球時代の歴史の重みを感じさせる『壺屋やちむん通り』は、新たに陶芸の深さを感じて興味をわかせてくれる通りでした。じっくり一日かけて観たいものです。


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