おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

2022東京河川ポタリング『玉川上水』⑪けやき橋(三鷹市)~境橋(武蔵野市)

2022-01-22 07:08:04 | まちま~い

JR三鷹駅を過ぎて『玉川上水』ポタは更に武蔵野の風景の中に入って行きます。

JR三鷹駅北口から北西に直線へ伸びる「桜通り」を進むと「けやき橋」の交差点に来ます。『玉川上水』はここで「アジア大学通り」と分かれて「桜通り」と並行して流れて上流へ進みます。

この辺りは緑の生茂る中『玉川上水』の水路がよく見えます。

また珍しい流量の調整も見れます。

更に『玉川上水』に沿って上流へ進むと東京都武蔵野市に入り、「新武蔵境通り」と交差する「ぎんなん橋」、「いちょう橋」を通過します。

近くには「東京都水道局境浄水場」があります。原水は後に『玉川上水』と関係する「村山貯水池(多摩湖)」及び「山口貯水池(狭山湖)」から引き入れて東京都内に上水を供給されています。

そして更に上流へ進むと「千川上水」との分岐点がある「境橋」に到着です。道路も「五日市街道」と合流するため、交通量が増えます。

「境橋」には『玉川上水』の碑が建てられて「千川上水」との合流点でもあり、当時から重要なポイントだったようです。

そして「境橋」には「水衛所」がありました。「水衛所」は、江戸市中への水を確保するため、水番人と呼ばれる人が常駐して、『玉川上水』に流れる水量の確認や周辺の巡回、流れてくる落ち葉の掃除などを行っていました。

「境水衛所」は、明治維新後、東京市水道部(現在の東京都水道局)が管理することになったことから、明治27年に水番所を「水衛所」と名前を変え、引き続き職員(水衛)が常駐し、玉川上水の点検や清掃などを行っていました。

その後、淀橋浄水場の廃止に伴い玉川上水への通水を停止したことから、「境水衛所」は昭和55年3月に廃止されました。

1971年以後流れは途絶えていたが、1989年に都による清流復活事業で、昭島市の玉川上流水再生センターの処理水を利用して流れがよみがえりました。水の流れを覗くと大きなコイが元気よく泳いでいます。 

『玉川上水』の堤は、江戸時代、飲料水を清潔に保つために山桜など(小金井桜)が植えられて名所になっており、現在の遊歩道も、車の往来が激しい街道とは対照的な緑の空間を保っています。

続く、、、

 

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