“ママノリア日記

ママノリアの独り言

祈り

2011年03月15日 | アリノママノリアの日々

あなたが大人になったときいつか知るときがくるだろう。

あの街は自然の猛威にさらわれて地図から消えてしまったことを。

あなたが大人になったときいつか知るときがくるだろう。

泥にまみれた母親があなたを抱きしめ守ってくれていたことを。


あなたの命が救われたとき、どれだけの人が喜んだだろう。

その裏で沢山の命が奪われて、どれだけの涙が流れただろう。


生かされた命の重さは、旅立った命と変わらない。


あなたが大人になったとき、きっと普通の日々がやってくる。
例え悲しみが消え去ったとしても、傷跡は消えることはない。


奇跡の命、精一杯輝かせて。
終わりの日が来るまで。














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1 コメント

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ほんとに… (みっちゃん)
2011-03-16 09:08:17
全く同感。

そして、自然の脅威には適いませんが、ここから這い上がるのは人間の行動でしかないと思います。今だって、世界中から支援のために人を沢山派遣してくれてる。天候なども関係するけど、今失われそうになっている人の命を救うのは人でしかできません。下敷きになった人を助けるために使う道具だって、人の手がなきゃただの物でしかありません。足で歩き、目で見て、声を出し、手を出す。そして、今ある命を消さないように行動する。現地に行くことに出来ない私たちは目でしっかりこの事態を見つめて、声をあげることです。こんな時だからこそ、希望を捨てないでみんなで生きようって!

誰かが生きているだけで、その人が生きていることに喜びを感じて沢山の人が涙し、安らぎが生まれる。生きていること。それが最大の喜びであり、奇跡だから…自分のために生きるのが苦ならば人のために生きてもいい。生きていてさえすれば、それだけでいい。
私はそう思います。
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