『みつどもえ』最終巻感想

ついに最終巻が発売されてしまいました。

別冊チャンピオンでも読んだけど、やっぱり最終巻が出てしまうと終わってしまったことを実感してしまいます。なんだかぽっかり心に穴が開いた様。『ヘボット！』がつい最近終わってしまったこともあり、空虚な気持ちになってしまいます。こんにちは虚無です。

正直、修学旅行回が雑誌に掲載された所で「もしや」と思っていたんですよね。何年も6年生を繰り返す登場人物たちが、初めて修学旅行なんて大イベントに参加する。これは終わるのでは……とヒヤヒヤしていましたが、やはり。修学旅行と長く続いていた片思いの告白はループ学園物が終わる前兆ですよ。

ただ卒業式が実際に行われたわけではないので、いつでも戻ってこれるのが期待ですかね。桜井のりお先生が今週の週刊チャンピオンで新連載を始めたのはしっていますが、やはり三つ子たちのこともたまには描いてあげて欲しいなと切望します。

長期連載作品が終わると、どうしても自分が読み始めた時期を思い出してしまいます。「この漫画を書い続けよう！」と思ったのは旧ブログで確認してみると２００８年くらいからのようです。ちょうど佐渡川準先生の『PUNISHER』が開始した辺り。急な連載中断、別冊チャンピオンへのお引っ越しを含むと丸々９年『みつどもえ』を読んでいたことになります。おいおい三つ子たちもリアルに歳を重ねていたら二十代半ばか。でもずっと六年生。まったく私だけ年をとってしまって……。

アニメ二期の第一話が劇中劇のガチレンジャーだったことに本気で怒ったこともありました。……いや、アレに関しては今でも疑問に思っていましがね。二期は八話しかなかったというのに。まあ、今更な話ですがね。

ありがとう『みつどもえ』。本当に楽しかった。