打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

とろける茶碗蒸し

2018-08-06 07:53:20 | 徒然
ブログにも書いた通り昨日は誕生日でした。

せっかくの誕生日なんだからちょっと美味しいものでも食べるか、と夕方街に出て普段なら入らないようなお高めのお寿司屋さんに入ったのです。単品のお寿司に時価があるような恐ろしいところですぞ。もしかしたら自腹でカウンターに座ったのは生まれて初めてかもしれん。せっかくなので特上一人前を注文する。漫画『食の軍師』で高い寿司屋に入った時は値段のわかる一人前の特上を注文すれば店の全容がわかると言っていたからだ。

この店は下駄(お寿司をのせる台ね)に一人前すべて乗せるタイプではなく、板前さんが一つずつ握っては下駄においていくシステムのようだ。イカ旨い、車エビ旨い、白身(おそらくタイ)旨い。食べた後に口から漏れる息までいつもと違う。うーむ、さすが特上だ。

どうも普段高級なものを食べ慣れていない私があまりにもがっつくように食べていたからか、板前さんが不憫にでも感じたのだろう。茶碗蒸しをサービスしてくれた。茶碗蒸しは注文していないし、メニューにも付いてくるとは記載されていないので、おそらく好意でサービスしてくれたのだと推測する。

ありがてぇありがてぇと茶碗蒸しの蓋を取る。茶碗蒸しの中身を見て、私は驚いた。これはおそらく、おそらくだが蒸しが足りてなくて茶碗蒸しと吸い物の中間のような不思議な汁物になっていたのだ!

板前さんに言うべきか。いやサービスなんだからケチつけるのもなんだし・・・・・・。これは板前さんに気づかれぬよう速攻で口内に片付けるのが吉だろう。私は固形の茶碗蒸しを食べるような素振りで茶碗蒸しと吸い物のハイブリッド汁物に口をつけた。

うはあ、美味しいいい。絶品の出汁がダイレクトに喉を通っていく。実は私、茶碗蒸しはそれほど好きではなかったのだが、固まりきっていない玉子がトロトロで出汁を固定していないからか、出汁が縦横無尽に暴れまくっている。その無軌道な旨味がとにかく凄い。普通の茶碗蒸しよりも好きっ。

茶碗蒸しを食べ終えた後、私はまたお寿司に没頭した。穴子よし、中トロよし・・・・・・。

でも一番記憶に残っているのは茶碗蒸しだった。もう一度食べたいなあー。でももう出てくることはないんだろうなー。

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