昨夜レイトショーで『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観てきました。
ネタバレしない程度に感想を述べますが、まずはPG12に指定されている映画だけあって内容は大人向けでした。時は昭和中期、迷信がまだ残っている哭倉村にとある任務を帯びてやってきた製薬会社のサラリーマン水木青年。そこで彼は凄惨な殺人事件と妻を探す怪奇な男・ゲゲ郎と出くわすわけですが……。という展開になっています。
映画の水木青年は戦争で南方にいった設定が追加されており、水木しげる先生を連想させるキャラになっています。片耳の欠損などもその要素でしょう。水木先生の戦記漫画を読んでから劇場にいくと映画がさらに楽しめるのではないでしょうか。
鬼太郎誕生というタイトルにはなっていますが哭倉村を牛耳っている龍賀一族の闇と罪深さ。個人的にはこれが映画の肝だと思います。その闇は中盤で明らかになるのですが最低限のモラルのある方なら「とんでもねえ話だ!」となること請け合いです。是非とも劇場に足を運んで欲しい!!
入場前にもらった特典。パッケージに入っていて映画を観てから封を開けてくださいと書かれてあったので観た後に開いたら…・・・・フハッ!