真夜中のカップうどん

翌日なにも予定がない週末の夜の楽しみといえば夜ふかしです。そして夜中に食べる夜食の旨さとくれば悪魔的な官能すらあります。

部屋の隅に転がっていたどん兵衛きつねうどん。半年くらい前に夕飯に食べようと思ってたけど気が乗らなくてそのまま放置していたのですが、布団に横たわり部屋を見渡せばふと目が（カップうどんと？）合ってしまったので食べてしまうことにしました。

電気ポットで湯を沸かします。真夜中に電気ポットを使うと、静かな部屋にシュンシュンと蒸気の音だけが聞こえてなんとも心が落ち着きます。遠くからバイクの音が聞こえてくるとスイカに塩の理論でさらに夜更けの静寂を感じるのです。

私、どん兵衛きつねうどんを食べるときは10分どん兵衛にしてるんですよ。一時期ちょっと流行しましたよね。ブームは去ったみたいだけど私はずっと続けています。箸で持ち上げるだけで切れそうになった柔らかい麺は、ちょっぴり福岡のうどんを連想させます。夜食には柔らか麺のほうが消化にもいいですからね。

食ったら寝る。これぞ自堕落で怠惰な官能の夜食です。