『タイムボカン 逆襲の三悪人』最終回感想

実にさっくりと終わってしまいました。コメディアニメによくある「彼らの日常はこれからも続く」オチでした。でもタイムボカンらしい終わり方だったと思います。

ただ作品内に色々と明かされていない謎はあるんですよね。そこは未解決のままで終わってしまったのは残念かな。

・オヤダーマ様の正体

公式サイトを見ると「アクダーマにダイナモンド集めを命じる謎のボス」とあります。実際それ以上の正体は明かされずに終わりました。素顔はイケメンで喋り方がキムタク風（だから声優にホリが抜擢されたわけで）で、まだ青年といった風体をしています。

・カレンちゃんの彼氏

前作『タイムボカン24』の時から本当は彼氏なんていないんじゃないのと言われていましたが、やはりエア彼氏っぽい雰囲気です。それとも『美少女戦士セーラームーン』におけるまこちゃんの彼氏や『刑事コロンボ』のかみさんみたいなもので、実際はいるけどビジュアルを出しちゃったら野暮だよねって事なのかな。

その他、Ｏー３の過去など細々とした謎はあるのですが一番の謎は

「ちょっと前までは歴史の教科書に載っている歴史とは別の新歴史を追っていたのに、いつの間にかダイナモンド集め」に設定が変わってしまった。

……ということではないでしょうか。メタ要素で考えるとさすがにトンチキな歴史設定を考えるのか難しくなったのかどっかから怒られたのか。

でも全体的にみて一期も二期も面白かったです。できればいつか『ヤッターマン』もリメイクしてくれたら嬉しいな。