打倒!破廉恥学園(改)

ブログのお引っ越しです。旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと書き散らかすブログです。

大河ドラマ「花燃ゆ」第弐拾壱話感想

2015-05-24 21:30:45 | 徒然
わかった。このドラマの一番の欠点がわかった。

主人公の文が登場すると、ドラマの流れが滞ってしまうんですよ。で、そっちが話の主軸になってしまうから、歴史上の偉人の転換期があっさりと流されてしまうというね。だから文パートを抜かすと、それなりに面白いんですよ。おお、長州の悲喜劇がこれから始まるんだな……って。

高杉が隠遁生活をしたり、伊藤が英国に留学したり、久坂が光明寺で決起するというイベントよりも「文がお城にあがりますよ。そこで他の腰元や奥方さまからいじめに合いますよ! でも健気に頑張りますよ、楽しみですね」という空気がテレビからプンプン伝わってくるんですよ。ああ、本当に『篤姫』の長州版をやりたいんだろうなって感じがしてきます。長州ファイブもうちょっと観たかったよ。

大河ドラマあるあるとして「主人公が偶然えらい人と出くわす」というのがありますが、今回それが出てきましたね。まあねえ、実際は上役とか親戚のコネだったりで実際にえらい人と会うことなんてほとんどなかったと思うんですが、それだと面白くないですもんね。これの男性版として、歴史上無名の上役がその派閥に属していたからたまたま勝ち組(or負け組)になったというのもありますね。

さて今回で久坂と文の縁が切れた感じがしますね。明らかに愛情を感じない。といってもそうじゃなければ久坂が芸者との間に子どもが作れませんもんね。どうせあれでしょ? 傷心の文を小田村さまが慰めて、後に久坂もお姉さんも亡くなって、最終的にはお互い本当に愛し合っていた二人が結ばれました、めでたしめでたしって話にしたいんでしょうな。

文パートを少なくすればもっと良くなるのになあ、という感想です。

あと米俵すごい軽そう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする