TAKAYAN'S ROOM

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《雪の魔女の洞窟》 第2話 受験生にはNGワード

2024年01月01日 15時19分43秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
私は橋を渡ることにした。

マーテル「落ちませんように…(*。>へ<*)」

橋の幅は狭く、非常に滑りやすい。
ここで運試しをする。出目は『3+5=8』で、吉と出たわ。
(運点-1、11→10)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 20/20  運点 10/11

★持ち物

革の鎧
ザック
食料10食分
ツキ薬1回分
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《雪の魔女の洞窟》 第1話 天気は最悪…(*||๐_๐*)

2024年01月01日 11時00分00秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
前哨基地まで戻ってきた頃には男たちの死体は雪に覆われ、
怪物の足跡も消えてしまっていた。
恐ろしい怪物を見つけるために、私は山脈を目指して歩き始める。











激しい吹雪のせいで視界は良くない。
歩いていくうちに、私の脚は膝まで雪に埋まってしまう。
それでも私は頑張って進む。











やがて氷の橋が架かったクレバスが見えてきた。

・氷の橋を渡ることにする

・クレバスを迂回する

足を滑らせたら、命は無いかも…(*;・∀・*)


★ステータス
技術点 12/12  体力点 20/20  運点 11/11

★持ち物

革の鎧
ザック
食料10食分
ツキ薬1回分
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プロローグ

2024年01月01日 10時00分00秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
冬が来れば、アランシアの北部は極寒の地と変わる。
雪が深く降り積もり、氷のように冷たい風が吹きつけてくる。

マーテル(骨まで凍えちゃいそう…)

私はビッグ=ジム=サンという商人に雇われ、隊商の護衛をしている。
前哨基地を目指して出発してから数週間が過ぎていた。
いつになったら、目的の場所に着くの…?

荷馬車には高価な生地、裁縫道具、武器、塩漬けの肉、
香辛料や茶などが積み込まれている。
これらは毛皮や象牙の彫刻などと交換する品物らしいの。
ビッグ=ジムは北へ向かう道中のことは全く心配していない。
野盗が襲ってくるのは決まって帰りのときなのよ。
彼らは北部の産物を積んだ荷馬車だけを狙ってくる。

私は六台の荷馬車の先頭に立ち、凍った湖の上を歩いていた。
遠くの方には高い山が見える。

マ(あれが氷脂山脈…)

低く垂れ込めた雲の間から山の頂が空へ向かって突き出ている。
あの山の麓に北部の人々が集まって商売をするわけね。

マ(目的地は近いわ)

雪は降り続いているけれど、そんなに激しくはない。

★カツンッ☆ ☆カツンッ★

私は剣で氷を軽く突いてみる。

マ「うん、これなら…」

荷馬車が通っても割れる心配は無さそう。そう思ったとき…

★ピイイィィーッ☆

突然、角笛の鋭い音が静寂を破った。
私は慌てて立ち上がると、ビッグ=ジムの乗っている荷馬車に駆け寄る。




ビッグ=ジムは二台目の荷馬車の御者の隣に腰を下ろし、
エリカの根で作られた長いパイプを吹かしている。
この大男が偉大な人物だということは、誰の目にも明らかだった。

ビッグ=ジム「……」

大柄な商人は青い目を光らせて地平線を見つめる。そして太い声で言う。

ビ「さっきの角笛の音は前哨基地から聞こえてきたようだ。
 おば…じゃなくて、お前さん、ちょっと様子を見てきてくれ」

マ「うげ~! あんな遠くまで…?(*:`°○°*)」

ビ「ひょっとすると、面倒なことになるかもしれん」

マ「仕方ないわね…」

雇われの身なので、申し出を断るわけにはいかないわ。

ビ「もし危険だと思ったら、すぐ引き返すんだぞ」

マ「わかっているわよ」

私は急いで前哨基地へ向かう。











二時間後、やっとのことで氷指山脈の麓にある砦に着いた。

マ「な、何があったの…!?」

雪は血で赤く染まり、木の小屋は全て叩き潰され、倒壊している。
小屋の前には六人の男の死体があった。
傍らの雪の中に彼らの武器と思われる斧が転がっている。

マ(六人共、体を真っ二つに引き裂かれている…)

足跡の大きさから見て、巨大な生き物の仕業に違いないわ。

マ(ビッグ=ジムたちに知らせなくちゃ…!)

私は急いで引き返した。











一時間後、私は隊商に戻ると、前哨基地で見たことをビッグ=ジムに話す。











マ「…というわけなの」

ビ「ふむ… 今夜は無理をして進まないほうが良さそうじゃな」

ビッグ=ジムは安全のために、荷馬車で円陣を組むように命じる。
円陣の中央に大きな火が焚かれ、私とビッグ=ジムは腰を下ろして暖を取る。

マ「みんなが神経質になっているわね…」

ビ「心配無用じゃ。ちゃんと見張りは立てているよ。
 だが、そんな怪物がいるのなら、この辺りで商売をするのは無理かもしれん」

マ「……」

私は前哨基地で見た巨大な足跡のことを思い出していた。

ビ「おば…じゃなくて、おねえさん、あんたはアナランドの勇士じゃったよな?」

マ「ええ、あのマンパン砦から《王たちの冠》を取り返したことがあるわ。
 何度も死にそうな目に遭ったけど…」

ビ「その腕を見込んで頼もう。前哨基地を襲った怪物を仕留めてくれんか?」

マ「いいわよ」

ビ「おおっ、本当か?」

マ「報酬は金貨50枚!(*^.^*)」

ビ「何じゃと~!?(;゜△゜)」

私の返事を聞いて、ビッグ=ジムは驚きの声を上げた。

マ「それだけのお金で私の腕を借りれるなら、安い買い物だと思うわ」

ビ「しかし、金貨50枚とは… ちょっと高すぎると思うんじゃが…」

マ「ゆっくり考えてちょうだい。私に頼むか、他の人を当たるか…(*。-∀-*)」

ビ「うむむ…(´・ω・`; )」











結局、ビッグ=ジムは折れた。

ビ「いいだろう。但し、後払いじゃぞ?」

マ「決まりね。それじゃ、今夜は早く寝ることにしようっと♪」

私は床に就くことにする。その頃になって、やっと雪が収まってきた。











マ(眠れない…)

明日から始まる冒険のことを思うと、目が冴えちゃって…

マ(こういうときは…)

羊が一匹… 羊が二匹…

マ「……」

羊を数えているうちに、私は眠りに落ちていく…











マ「あら? もう朝…」

夜明けと共に私は目を覚ました。

マ「あー、寝不足…٩(*๑´O`๑*)۶」

昨夜、円陣の中央に起こした火は消えていた。
細長い煙が空へ舞い上がっていく。

ビ「ぐう… ぐう…( ̄q ̄)zzz」

私は気持ち良さそうに寝ているビッグ=ジムに歩み寄ると、彼の肩を叩く。

マ「ビッグ=ジム、起きてよ」

ビ「う、う~ん…? はっ!」

マ「これから出かけるわ。早く片付けば、夕方には戻ってこれると思うの」

ビ「そうか。相手は前哨基地の男たちを全滅させた怪物じゃ。
 気を付けて行くんじゃぞ」

マ「このマーテルに任せなさい♪」

私は見張りの男たちに手を振ると、前哨基地の方へ向かって歩き始める。
あら? また雪が降り出したみたいね。
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出発時の持ち物

2024年01月01日 09時00分00秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
メイリィ「出発時の持ち物は以下の通りですわ」

・剣

・革の鎧

・ザック

・食料10食分

TAKAYAN「食料は戦闘中以外なら、好きなときに食べていいんだ」

メイリィ「1食分で体力点が4回復しますの」

マーテル「飲み薬も一回分だけ持って行けるのね」

T「どれにする?」

・技の薬技術点原技術点の値まで回復することができる。

・力の薬体力点原体力点の値まで回復することができる。

・ツキ薬原運点を1増やし、その値まで運点を回復することができる。

マ「ツキ薬にしようっと。私に幸運が舞い降りますように…(ㅅ⁎ᵕᴗᵕ⁎)」

メ「さあ、出発の時間が迫ってきましたわよ」

マ「それじゃ、行ってくるわ」

T「頑張ってこい!」

こうしてマーテルは旅立った。











メ「マーテル、行っちゃいました…」

T「この作品を彼女に任せたのは正解だったよ」

メ「なぜですの?」

T「君も《ソーサリー》の記事を読んだなら知っていると思うが、
 マーテルは何かと脱ぎたがるんだ!」

メ「そう言えば、《クリスタルの滝》では大喜びしていましたわね。
 服や下着を脱ぎ捨てるスピードは半端じゃありませんでした」

T「賢人ロータグの前でも脱ごうとしたんだぞ。
 裸になってからエプロンを着けようとしていたんだぜ」

メ「イルクララ湖を渡る方法がわからずに、水着に着替えて泳いでいたり…」

T「その後のほうが問題だ!」

メ「水着を脱ぎ捨てて体を焼いていましたわ…」

T「今回の舞台は極寒の地だから、マーテルも読者サービスは控えるだろう」

マーテル、頼むから真面目に冒険してくれ!
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マーテルのステータス

2024年01月01日 08時00分00秒 | 雪の魔女の洞窟(完結)
マーテル「寒いのは大の苦手なのよ。他の作品なら良かったのに…」

メイリィ「じゃあ、TAKAYANに代わってもらいますか?」

マ「でも、そろそろ復帰したいと思っていたのも事実…」

TAKAYAN「マーテル、アランシアの英雄になるチャンスだぞ」

マ「わかったわ。私の手で雪の魔女を退治してみせる」

メ「ありがとうございます!」

T「それでこそ〈TAKAYAN'S ROOM〉の一員だ!」

マ「さて、私のステータスを決めないと…」

T「ちょっと待ってくれ」

マ「何よ?」

T「去年、マーテルは《ソーサリー》をプレイしたよな?
 そのときのステータスは以下の通りだったはずだ」

 技量ポイント 『6+4』=10

 体力ポイント 『5+3+12』=20

 運勢ポイント 『5+6』=11

メ「なかなかの数値ですわね」

T「これらの値をファイティング・ファンタジー・シリーズで使う場合、
 以下のようになる」

 技術点 『6+6』=12

 体力点 『5+3+12』=20

 運点  『5+6』=11

メ「技術点が『6+4=10』ではなく、『6+6=12』になりましたわ」

マ「このステータスでプレイできるの?」

T「俺の知っているマーテルという人間は一人だけだからな。
 わざわざサイコロを振り直さなくてもいいだろう」

マ「以前、私がTAKAYANに同じことを言ったような気がするけど…」

メ「マーテル、アランシアを救ってください。
 あなたなら絶対にシャリーラを倒してくれると信じています」

マ「ところで、TAKAYAN…」

T「どうした?」

マ「やっぱり代わってくれない?(*^o^;*)」

T「何だと~!?(; ゚ □°)」

マ「冗談よ♪(*°。-∀-°*)」

メ「さあ、次は出発時の装備のチェックですわ」
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