at randomで行こう!

手当たり次第に読んだ本、食べ物、旅行記など兎に角好き勝手に話します。

O型同盟西へ行く!冬編3

2013-04-06 20:11:34 | 旅行
 ひーひー言いながら着いた、アサヒビール大山崎山荘美術館

 とにかく一人でも中へ入って、予約を済ませておけば…あとは何とかなる!と思って(爆)


 こちらは、元々は大阪の富豪が建てたもの。

 よくまーこんな傾斜地に…と思ったものの、そもそも富豪は歩いてはこない(笑)
 車での移動だと思えば、傾斜地なんぞなんのその、ということだったのでしょう。


 建物の内部まで、細かい意匠があり、住み手の趣味てんこ盛りです。
 重厚感のある内部。


 二階の踊り場では、少人数ではありますが、ダンスが出来るようになっており、楽団が入るスペースもありました。
 想像すると…優雅だなぁ。


 
 また西洋のものをいち早く取り入れて、トイレも洋式でした。
 またカランも二つあって、水とお湯が出てました。
 
 テラスが広々してしました(現在は、喫茶ルームです)

 何より眺めが良かったー!!


 ほんと『天下とったぞー!』ってな感じになるくらいの、テラスからの眺めでございました。

 
 学芸員さんから色々案内していただいたのですが…正直、覚えておりません(爆)
 詳しいことは、卯月さん、かにたまさんのブログを参照なさってください…。




 これは茶室かな?
 非公開ゾーンにあります。
 今回二つほど茶室を見せていただきましたが、コチラの方が、『ザ・茶室』ぽくて私は好きでした。
 



 こちらは、上の広場からの写真です。
 スイスの山荘をイメージした建物のようです。


 また、新館の地下には、モネの『水連』の部屋がありました。
(新館は安藤忠雄設計)
 小さな部屋ではありましたが、雰囲気は、オランジュリー美術館のようでした。



 今回は冬で、お庭掃除の最中でしたが…六月ごろには、見事な水連の池になるということ。
 モネが晩年水連を描いた『ジヴェルニー』の庭をイメージしているそうです。

 それはそれは、また見てみたいなー。
 素敵だろうなー。


 で、美術館を出て、今度は、わたくし個人の一押しでございます『聴竹居』へ。
 学芸員さんに連れられて、あの坂道を再び…。





 こちら住所非公開。
 ただ、一度行けばわかりますが(笑)

 普段も非公開。内部見学はメールにて予約。
 公開の曜日が決まっているので、確認してください。


 実験住宅、というだけあって、ほんとーに細部までこだわっています。
 当時としては珍しい冷蔵庫とか、ボイラーつきのお風呂とか。
 基本、バリアフリーでした。
 平屋ですから、楽といえば楽。
 敷地さえあれば、平屋はいいなー。
 (こちらは87坪)
 

 またストーブ一台で、あんなにほっこり出来るのかーと感心したくらいです。
 今はやりの備付の家具なので、余計なものもあまりなかったです。
 仏壇すら隠してしまうという(笑)
 神棚もしかり…(いいのかな?)


 色々な住宅メーカーさんがこの住宅の良い面を見直しされているようで、新たな住宅にこちらの住宅の工夫が取り入れられているようです。
 


 庭の奥に、茶室もありましたが…こちらは非公開。
 というか修繕がいるそうで…予算が…


2000万ほどかかるんですわー』と案内の方の弁。


 ひーってなってしまったわ…普通の家建つじゃん!
 

 建物自体古いので、直すのも相当大変なようです(現在の持ち主は、藤井氏の娘さんとのこと)
 

 
 こちらを拝見して、住宅に関する考えをちょっと改めさせられました。
 何でもでかけりゃいいってもんじゃないよなーって(笑)
 
 コンパクトに快適に、だな。なんか車ぽいけど…(爆)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする