読み終わって、「あぁ、もう、おわっちゃったのか・・・」
と、登場人物との別れが(っつーかまた読めばいいんだけど)切ないくらい、素敵な小説でした。
2005年の吉川栄治文学新人賞と、本屋大賞を受賞した「夜のピクニック」です。
映画の方(多部美華子・主演)を先に観て、とても素敵な作品だったので、原作を読んでみました!
北高伝統の「歩行祭」。80kmを一晩かけて歩きとおすこの行事に、主人公である3年の貴子はある「賭け」をしていた。
それは、同じクラスで一度も口をきいたことがない西脇融と、一言でもいいから話すことであった。
お互いなかなか打ち解けられなかったのには、理由がある・・。
貴子と西脇融は、実は「異母兄弟」なのであった。
西脇も貴子も周りにはそのことは言っていない・・。
そんな貴子の願いを乗せて、高校生活最後の行事、伝統の「歩行祭」がスタートした!
出てくるキャラがそれぞれイイんですよ。映画でも良かったけど。
融の親友の忍、貴子の親友の「みわりん」こと美和子&アメリカに行っちゃった杏奈、クラスメートの千秋&梨香。
夜行性のロック少年高見光一郎、融くんにモーレツアタックの内堀亮子ちゃん・・などなど・・。
私がストーリーに共感できたのは、もしかすると・・作者の恩田陸さんとほぼ同い年のせいかもしれません。
お話のなかに流れている「テイスト」が、'80年代初頭の味わいがするのはわたしだけでせうか・・?
<みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。>
本文より・・。
と、登場人物との別れが(っつーかまた読めばいいんだけど)切ないくらい、素敵な小説でした。
2005年の吉川栄治文学新人賞と、本屋大賞を受賞した「夜のピクニック」です。
映画の方(多部美華子・主演)を先に観て、とても素敵な作品だったので、原作を読んでみました!
北高伝統の「歩行祭」。80kmを一晩かけて歩きとおすこの行事に、主人公である3年の貴子はある「賭け」をしていた。
それは、同じクラスで一度も口をきいたことがない西脇融と、一言でもいいから話すことであった。
お互いなかなか打ち解けられなかったのには、理由がある・・。
貴子と西脇融は、実は「異母兄弟」なのであった。
西脇も貴子も周りにはそのことは言っていない・・。
そんな貴子の願いを乗せて、高校生活最後の行事、伝統の「歩行祭」がスタートした!
出てくるキャラがそれぞれイイんですよ。映画でも良かったけど。
融の親友の忍、貴子の親友の「みわりん」こと美和子&アメリカに行っちゃった杏奈、クラスメートの千秋&梨香。
夜行性のロック少年高見光一郎、融くんにモーレツアタックの内堀亮子ちゃん・・などなど・・。
私がストーリーに共感できたのは、もしかすると・・作者の恩田陸さんとほぼ同い年のせいかもしれません。
お話のなかに流れている「テイスト」が、'80年代初頭の味わいがするのはわたしだけでせうか・・?
<みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう。>
本文より・・。
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