「アリス・イン・ワンダーランド」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
原作・ルイス・キャロル
監督・ティム・バートン
ティム・バートン監督がルイス・キャロルの原作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を基に、実写とモーションキャプチャ(現実の人や物体の動きをデジタル的に記録する技術)によって作り上げたオリジナル・ダーク・ファンタジーであります。
アリスを演じるのは、オーストラリア出身の新星、ミア・ワシコウスカ(脱力系とでも申しましょうか、いい味出してます(^^♪)。
ネタバレありますのでご注意を・・。
アリスは幼い頃から毎晩同じ夢を見るのですな。
なにやら不気味なクリーチャーが登場する怖い夢を・・。
そしてアリスは19才になりますな。
19才になった今も、あの怖い夢を毎日見るのでした・・。
ある日アリスは、行きたくもない堅苦しいパーティーに連れて行かれます・・。
しかしこのパーティーは実はなんと、アスコット卿のぼんくら息子とアリスを無理やり婚約させるためのものだったのです!
まぁ、19世紀当時はまだまだ封建的(寅さん風に読めば“ふうけんてき”<「男はつらいよ」第1作を参照(^^♪>)だったのでしょうな。アリスに有無を言わさぬ状況を作り上げますが・・・。
ここでアリスは、洋服を着たウサギに導かれるようにワンダーランドに“落っこちて”来ることになるのであります。
このアリスが落ちてくるワンダーランドは、大人の私が見ても、結構わくわくする世界でしたな。
この世界は悪役の“赤の女王”(ヘレナ・ボナム・カーター)と正義の“白の女王”(アン・ハサウェイ)とに二分されておるのですが・・。
正直、この二人の王国の争いのストーリーを楽しむというよりは、アリスがワンダーランドで遭遇する様々なクリーチャーや体験そのものを、映画を観る者も一緒になって体験しちゃう、という観方をしたほうが、この作品はより楽しめるのではないかと思いました。
しかしそういう点では、先刻超大作「アバター」が公開されて間もないこのタイミング・・。
全く違った切り口だと解っていても、私的にはどうしても「アバター」のド肝を(笑)抜くスケールと比べてしまっていけませんでした。
でも、言い方を変えれば、109分ととてもコンパクトにまとまっていて(最近長いの多いっすからね~)、観ている間は結構どっぷり“ティム・バートン・ワールド”にはまって楽しめましたし、ちょっと得した気分(観る前は、この手の作品はちょっと苦手なので、はずしちゃうかな~、と思っておりました)で家路につきました(^^♪。
この作品を観ていて、ジョニー・デップが演じる帽子屋(マッド・ハッター)のセリフの場面で気付いたのですが、色々な文章を英語で“韻”を踏んで、洒脱にしゃべっている(というか私も英語出来ないので、のように聴こえた)んですねぇ・・!それも多分“クイーンズ・イングリッシュ”ってやつでしょうね・・。
こういうとき、「あ~、英語が解ったらな~・・。」と身に沁みて思いますな(T_T)/
私がティム・バートン監督の作品で本作以外で観たことがあるのは・・確か「スリーピー・ホロウ」だけ・・(すんません、別に避けてた訳ではないのですが・・)
でもその「スリーピー・ホロウ」は私の大のお気に入りの映画なのです。
本作も楽しめたし・・・。これは過去のティム・バートン作品を要チェックですな!
ラストシーンで船上に立つアリスの肩にアブソレムが・・粋な締めくくりでした(^^♪
ひきばっち的満足度★★★☆
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
原作・ルイス・キャロル
監督・ティム・バートン
ティム・バートン監督がルイス・キャロルの原作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を基に、実写とモーションキャプチャ(現実の人や物体の動きをデジタル的に記録する技術)によって作り上げたオリジナル・ダーク・ファンタジーであります。
アリスを演じるのは、オーストラリア出身の新星、ミア・ワシコウスカ(脱力系とでも申しましょうか、いい味出してます(^^♪)。
ネタバレありますのでご注意を・・。
アリスは幼い頃から毎晩同じ夢を見るのですな。
なにやら不気味なクリーチャーが登場する怖い夢を・・。
そしてアリスは19才になりますな。
19才になった今も、あの怖い夢を毎日見るのでした・・。
ある日アリスは、行きたくもない堅苦しいパーティーに連れて行かれます・・。
しかしこのパーティーは実はなんと、アスコット卿のぼんくら息子とアリスを無理やり婚約させるためのものだったのです!
まぁ、19世紀当時はまだまだ封建的(寅さん風に読めば“ふうけんてき”<「男はつらいよ」第1作を参照(^^♪>)だったのでしょうな。アリスに有無を言わさぬ状況を作り上げますが・・・。
ここでアリスは、洋服を着たウサギに導かれるようにワンダーランドに“落っこちて”来ることになるのであります。
このアリスが落ちてくるワンダーランドは、大人の私が見ても、結構わくわくする世界でしたな。
この世界は悪役の“赤の女王”(ヘレナ・ボナム・カーター)と正義の“白の女王”(アン・ハサウェイ)とに二分されておるのですが・・。
正直、この二人の王国の争いのストーリーを楽しむというよりは、アリスがワンダーランドで遭遇する様々なクリーチャーや体験そのものを、映画を観る者も一緒になって体験しちゃう、という観方をしたほうが、この作品はより楽しめるのではないかと思いました。
しかしそういう点では、先刻超大作「アバター」が公開されて間もないこのタイミング・・。
全く違った切り口だと解っていても、私的にはどうしても「アバター」のド肝を(笑)抜くスケールと比べてしまっていけませんでした。
でも、言い方を変えれば、109分ととてもコンパクトにまとまっていて(最近長いの多いっすからね~)、観ている間は結構どっぷり“ティム・バートン・ワールド”にはまって楽しめましたし、ちょっと得した気分(観る前は、この手の作品はちょっと苦手なので、はずしちゃうかな~、と思っておりました)で家路につきました(^^♪。
この作品を観ていて、ジョニー・デップが演じる帽子屋(マッド・ハッター)のセリフの場面で気付いたのですが、色々な文章を英語で“韻”を踏んで、洒脱にしゃべっている(というか私も英語出来ないので、のように聴こえた)んですねぇ・・!それも多分“クイーンズ・イングリッシュ”ってやつでしょうね・・。
こういうとき、「あ~、英語が解ったらな~・・。」と身に沁みて思いますな(T_T)/
私がティム・バートン監督の作品で本作以外で観たことがあるのは・・確か「スリーピー・ホロウ」だけ・・(すんません、別に避けてた訳ではないのですが・・)
でもその「スリーピー・ホロウ」は私の大のお気に入りの映画なのです。
本作も楽しめたし・・・。これは過去のティム・バートン作品を要チェックですな!
ラストシーンで船上に立つアリスの肩にアブソレムが・・粋な締めくくりでした(^^♪
ひきばっち的満足度★★★☆
もうちょっとダークさがあってもよかったなと思いました。
ラストはなかなかよかったです!
エンドクレジットで流れたアリス~アリス~の曲は頭に残ってます。笑
昨日ブログを開設してランダムでやってきました^^
私も映画好きです
アリスいいですね
確かに凝った映像ですよね。
でもお話は意外に単調だったので、、、。
ちょっと物足りなさを感じました。
昨日も大入り満員でした!この人気は確かに
「アバター」を越えましたね。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
『アリス~』はスケールでは『アバター』に劣る気はしたけど、
『アバター』は3Dメガネで観るには時間が長く、鼻が痛くなってしまったので、
上映時間は『アリス~』のほうが観やすかったです。
>私もアバターと比べてしまいましたね
そうなんですよね~。公開のタイミングが悪かったというか・・。どうしてもスケールの違いを感じてしまいました・・。
>ラストはなかなかよかったです!
カッコよかったですよね(^^♪!
アブソレムが蝶になってアリスの肩に・・作り手のセンスを感じるシーンでした。
急用で新潟の実家に来ているもので。
>観る側もアリス目線を受け入れたほうが楽しめるかも
アリス役のミア・ワシコウスカ(舌を噛みそうな名前ですな)は、脱力系とでも言いましょうか、いつも眉間にシワよせて、「変わった芸風の女優さんだな~。監督の演出がそうなのかな~」と思って観ていましたが、
そこはやはり主役に抜擢されるだけあって、彼女の冒険を眺めているだけでそこそこ楽しかったですな(^^♪
>今をときめくジョニー・デップ主演となると、彼に何がしかの期待をしちゃうのはファンならずとも仕方ないところでしょうね~
やはりそうなんですかね~。私はちょっとピントがずれているのでしょうね。
ジョニーには(なれなれしいな(笑)!)それほど思い入れがなかったというのがアホというか、「みんな観てるからオイラも観に行こー!」って感じだったので(始まって30分もジョニーが出てこなかったって、後で知りました(T T))あまり違和感なかったのかもですね~。
ジョニー・デップは好きな俳優さんなんですよ。でも、本作のメイキャップをポスターで見たら、「う~む・・」ってなってしまいましたな・・。
この「アリス~・・」は、大人から子供まで
年齢を問わず楽しめる良質のファンタジーに
仕上がっていると思います。
その分、「毒」が少ないのが賛否あるところではありますが・・。
私もよく解らないのですが・・(汗)。
ストーリーはやはりディズニーだからでしょうかね~、子供でも解るように、大人から見ると
今一つひねりが無いという感じでしたかね~。
>この人気は確かに
「アバター」を越えましたね。
何か興行収入でも「アバター」を超えたとか、超えそうだとか・・。凄いですよね!
やはりディズニーだけに「毒気」がない分、子供さんがたくさん観に来ているのかもしれないですね。