ヒッキーはつむじ風!!

ヒッキーが観て気に入った映画を、ブログで紹介します。

「ラブファイト」

2009-08-19 16:12:32 | Weblog
                             「ラブファイト」

大沢たかおが、イイのである・・!!

ちょっとくたびれた元ボクサーの中年男・・。あたり役ですな(^^♪!!

そして林遣都が、北乃きいが、いいのですよ!!

まきの・えりの「聖母少女」が原作の、まさに「ラブ×ファイト」ムービーです。

ちょいネタバレ・・。

みのるは幼稚園の頃からイジメられっこ・・。そしてみのるがいじめられると、必ず助けにやって来て、相手をボコボコにしとったのが、幼馴染の亜紀であった・・。

そんな二人も早や高校1年生。みのる(林遣都)は10年間いじめっこから逃げ続け(おかげで走るのはめちゃ速い)、亜紀(北乃きい)は10年間ワルがきをしばき倒しつづけた。

幼馴染ゆえのことか、みのると亜紀はしょっちゅう一緒にいるのに、お互い異性として意識したことがなかった・・。

そんなある日、またもやみのるは不良ワルガキどもに絡まれ、街中の駐車場に!

その危機を救ってくれたのが、元ボクサーの大木(大沢たかお)であった・・。

そしてみのるは、大木ジムに入門することに・・・!


冒頭にも書きましたが、大沢たかおがイイんですよ!
人生に疲れた元プロボクサーを、中年男のやさぐれ感たっぷりに好演しております。関西弁が雰囲気を醸し出しているんですね~!関西を舞台にしたことが、この映画に大きな魅力とリアリティを与えているんですな!

北乃きいのトレーニング・シーンやファイト・シーンは圧巻でした!
相当練習したんだろうと思いますですよ!
なにしろボクシング・シーンは全て吹き替え無しだそうで・・。素晴らしい運動神経の持ち主だと思います。バレエのシーンもおそらく、北乃さんバレエできるんでしょうね。素敵でしたよ!

ストーリー的にバラけそうなところを、大沢たかおが上手くまとめておりました。

大木の元恋人を演じた桜井幸子も綺麗(この人いつまでも綺麗ですねぇ!)でした。

カメラ・ワークもいたずらにアップを多用せず、引きのワンシーン・ワンカットが情緒たっぷりでした。

大沢たかお初プロデュースの素敵な青春映画でした・・・。